温度差 | aquaのつれづれ日記

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最近コメントからの誘引も増えていますが、そういうコメントは承認しませんのでアシカラズ。

保育園の民営化は、そこに今現在通う子供や保護者だけの問題ではありません。

広島市は何年も先に移管する予定の候補園を、早々と公表しましたが
姑息な手を使ってまでして発表する、その意図を深読みしなくてはいけません。

でも、その姑息な手段の意図を深読み出来る人が果たして何人いるんだろうか。


移管予定園と発表された園の現在の保護者たち。
実際に移管する時には、今通っている子供たちはほぼゼロです。

そんな園の保護者が「移管反対」という運動をする(させる)のはとっても労力がいる事だし、実際に移管する時には自分たちは居ない(であろう)のに、はっきり言って何で私たちがしなくてはいけないのか?
と疑問に思ったりするでしょう。

何年も先の事だから、自分は関係ないからと、危機感を持って考える事が出来ない、想像力が欠如した大人たち。
そんな大人たちが集まって、民営化について話し合ったって、大した影響力も無いだろうし、その人たちが発言した言葉も、何の説得力も無いだろうな。


うちの保育園でも、以前(民営化に関する)保護者説明会を開催しました。
私は保護者会長となって、初めて民営化という問題に直面し、自分なりに危機感を持ちました。

今自分が通っている園が民営化したらどうなるんだろうか、子供たちはどうなるんだろうか。
本当に民営化の必要性があるのか、その意味が分からなかったんで、広島市に直接問いただしたかったんです。

ほぼ自分の意思だけで保護者説明会を決定。(一応開催してもいいかアンケートは取りましたが)
広島市に問いたい質問も全部自分で考え、準備に準備を重ねて挑んだけど、聞きたかった事はほとんど聞けず時間切れ。(市がいらん話をずーっとしていたから)

納得出来なかったんで、用意していた質問集をその場で小川くんに渡し、(当時のこども未来局課長)後日質問の回答をもらいました。

保護者説明会に出席した保護者は、私と私の旦那(強制参加させた)を含めても僅か8人。
しかも、大半を保護者会役員が占めていました。

一般保護者の参加者が少なかったんで、その原因とかも色々考えました。
開催日の時間が合わないとか、まぁ理由はそれなりにあるんでしょうが、それでも他の保護者と私の考えの温度差がひどいな・・・ととても悲しい思いをしました。

本当に興味関心のある事なら、どんな事があってもなんとかやりくりして絶対に参加するだろうし
自分の園は民営化しないだろう、という漠然とした(甘い)考えしかないから、参加しようとか、参加しなくては、と思えないんでしょう。


何で皆、危機感を持って考える事が出来ないんだろう。
他人事と思って、自分の事だと思う事が出来ないんだろう。

忙しい、という理由だけを口にして、何で逃げるんだろうか。


保護者会とか、PTAとか、子供会なんかの役員とか、何かと理由をつけて逃げる人がいます。
私の友達でも沢山います。

役員って、結構な時間それに取られるから、やる事が重なるとホンと自分の時間も全く無くなる位に忙しいし、嫌な思いも当然します。
でもそれによって得られるものも沢山あるし、友達も増えるし、視野も広がるから、私はやって損は全く無いと思います。

逃げるのは簡単なんですよ。
いかに逃げずに、その危機的状況に直面した時に臨機応変に対応出来るか。
経験がものを言うんですよね。
逃げてばかりの人は、言い訳がうまい。
それはそれでいいんだろうが、でもそれって大人として恥ずかしい。
子供は見ていますからね。


保育園の保護者も、年が若い人が多いですが、園の事に協力的な人、そうでない人、年々両極端になっていっている気がします。
こいつの親はどんなんだろうか・・・って、悪い意味で想像しちゃう人とか。
挨拶しない、喋り掛けてもロクな返事も無い、目も合わせない、先生としか喋らない、もしくは一部保護者としか話さない、全体的な態度が悪い、マナーが悪い・・・。

他人に興味関心を持たない心の狭い保護者が増えると、園の雰囲気も悪くなるし、園を良くしよう、保育環境を良くしようという気持ちも無いから、民営化という危機が間近に迫っても、それがどうして危機なのか、という思考にならない。


何だろう、何を言いたいのか分からなくなってきましたが
何にしても危機感を持つ、という事は大切な事です。
どんな事でも、もし自分がこうなったら、という考えを持つ事は大切なんです。
だからって、間違った方向に行ってしまうのは大変危険なんですが。
(公保連みたいに)


どうしたら子供たちにとってより良い環境を守る事が出来るのか。
他人事とは思わず、もう少し深く考えてみませんか。


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