トレッキングポール | 空いてる時間は山とクライミング、ときどきダイエット

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山に登り初めて10年、随分軽くなったので岩に登ってみたくなった。。。2017年5月クライミングスタート!さぁ、この歳でどこまで強くなれるのか、行けるとこまでいってみたいと思う。

先月に行った『赤城山全山縦走』に備えて、軽量・コンパクトなレッキングポールを買った。


今までトレッキングポールは、無名?のフォトシステム付きシングルポールと、BlackDiamondの『トレイルショック』を使ってて、何も問題なく気に入ってるんだけど。。。


新しいもの好きな俺は、BlackDiamondの『Z-ポール』が発売されたあたりからず~っと軽量・コンパクトなのを使ってみたくて



だけど、追加購入する理由がなくて・・・



で、先月の
『赤城山全山縦走』で「とにかく軽量化が必要だから・・・」と、自分に言い訳をしながら購入した訳です(笑)


Helinox『TL115』



勿論、買うからには幾つかの他社軽量モデルも確認させてもらいました。


参考までにいくつかの印象を書いておきます。(あくまでも個人的な印象です)



『ウルトラディスタンス』_BlackDiamond

とにかく軽い! その異常な軽さとカーボンの独特な質感故に慣れないと「僅かな頼りなさ」を感じる。でも、友人に借りてしばらく使ってみた感じでは、全く問題ない強度みたい。(杖みたいに使う人には向いてないけど)

今後、かみさんが「軽量ポールが欲しい」って言ったらコレを買ってあげると思う。



『コンパクトフォールディングポール』_モンベル

1本売りってのが魅力だったけど、持った感じが「あまり軽く感じない」って印象。たぶん重量バランスが悪いのかな?公表重量より重く感じる。あと、収納時のリリースボタンがトップに付いているのがちょっと・・・




『XENON』_CAMP

『トレランポール』_SINANO
この二つ、もともと定評があるポールだけあって凄く良かった。ただ、グリップ部が短いのが好みじゃなかったのと、ロックシステムに「古さ」?を感じてしまった。でもカッコ良かったなぁ。トレランとか出来る体系まで痩せれたら買おうかな(笑)



って感じで最終的に『ウルトラディスタンス』と『TL115』で迷ったんだけど、俺のポールの使い方だと長さが115cmがベスト!ってことで、その長さ設定のTL115になったんです。



収納時はこんな感じです。


石突きは一般的なポールと同じ。

BDのも悪くないんだけど、やっぱり一般的なのが使い易い気がする。


ストラップもLEKIやスキーポールでお馴染みな、ごく一般的なタイプ。

長いグリップの全域に対応できるよう?若干長めに設定されている。


収納時の束ねるベルトが「技あり」で、


剥がしても根元がグリップ本体の溝に付いていて、


こんな風に溝に巻きつけると、ほぼフラットに収まる。


コレ、なかなか使い易くて気に入ってます。



それと仕舞うときのロック解除ボタン、押すと自動的に?ポールが収納されて畳み易くなります。(BDのは押しながら自分で収納してから畳みます)


セットアップ方法は写真ないですが、縦に持ってグリップとグリップ下のポール部を上下に引っ張れば完了です。(紐を引っ張るタイプと比べると、かなり楽々です)


そうそう、ポールは有名テントポールメーカー『DAC社』が新開発した『超高力アルミTH-72M』を使用しています。

DAC社のポールは、MSR『ハバハバ』を愛用している自分には馴染みやすく、信頼も持てます。


最後に、この手のポールが気になるけど強度が心配という方に。。。


基本的に、体重を掛けて杖の様に使っている人には向いてませんが、普通にバランスをとる使い方をしている分には全く不安はありません。

たまにちょっと「よろけて」、ドンっ!て突いても、その程度なら大丈夫でした。(俺の体重で大丈夫なので、殆どの人は大丈夫だと思います)

激しく加重をかけて突いたり、激しく転んだときは普通のポールだって折れたりしますから、普段使いにおける強度の差は気にしなくて大丈夫じゃないかと思います。

しいて言えば、軽く転んだりしたときに普通のポールだと心配しないのが、この手の軽量ポールだと「あ、マズイかな?」と心配になるぐらいです。


これからは、春から秋の雪が無いシーズンは『TL115』、残雪期は『トレイルショック』と、使い分けていこうと思います。