TPPへの参加は吉か凶か?
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に入るか入らないかもめているが、どちらが良いと思いますか?
TPPに入れば関税が無くなるから、輸出がしやすくなって景気が良くなる?
と言っている人達がいますが本当かな?
テレビで言っていたことによると、米国はTVの輸入に5%の関税をかけているそうですね。
だから、韓国が入って日本が入らないと、同じ金額のTVを米国に輸出する時に日本製のTVが5%高くなるから売れなくなる。
と言うような事を言っていたが、そんな説明で正しいのか?
と思いませんか?
5%高くなるなら、為替レートを5%安くなるようにすれば同じになるんじゃないかな?
と思うんですがいかがですか?
たとえ、TPPに日本も入って韓国と同じ条件になっても為替レートが5%上がれば、結局は5%の関税がかかっているのと同じになるでしょう。
TPPに入ると、もっと円高になるだろうね。だから、入らない方が正解だろうね。
関税がかけられていれば、その分は円高にはならないだろうからね。
もし入るなら、政治的に穀物の輸出を制限してはならない、制限はしない!と言う約束を取り付けることと、その補償が担保できるシステムを作る必要が有るだろうね。
それが出来れば入っても良いかもしれないが、難しいだろうね。
その補償がなければ、今のレアメタルの用になりかねないからね。
穀物の場合はもっと大変なことになるね。
だから、無理してTPPに入ってまで輸出を増やす必要はない。
経済界、政治家、評論家などの話は、何が何でも輸出をしなければなりません!
みたいな話ばかりしているが、経常収支が黒字な訳だから、何を、どのようにして、どのように買うかを考えた方が良いんじゃないか。
と思うがいかがでしょうか?