昨年、事務所の外壁をリニューアルいたしました。

それまでの、杉板が反ってしまって剥がれ落ちそうに
なったので、一度はがして新しく無垢の板を張りました。


この板は、レッドシダーと言って、外国製ですが
雨に強くあまり反ったりしません。


自然塗料は塗ってあるので、一応水ははじきますが、
年に一度くらいは塗り替えないと、またすぐに
痛んでくるかもしれません。


で、先日、ついに看板も新しくいたしました。

それまでの看板は、「栗」の板を使っていましたが、
手入れもせず、ほったらかしで、当然雨が降れば
ずぶ濡れです。


最初に自然塗料を塗っていても、始めだけなので、
2~3年で見るも無残な姿になっていました。


そこで、やっと重い腰を上げ、新しい看板が完成いたしました。


私の嫁さんのお父さんが、印刷関係の仕事をしているので、
前回もそうですが、今回も看板に印刷をお願いしました。


こんな感じです。



$住まいのブログ『無垢屋のひとりごと』


この板は「東急ハンズ」で買いました。

材木屋さんにも無垢の板はたくさんあるのですが、
ほとんどがテーブル材になるような厚くてりっぱな木が多くて、
看板に向いているような薄い材木は見当たりませんでした。


そこで、東急ハンズに行って、大きさや厚み、水に強い材種、
などをリクエストしておいて、希望に近い材木が入ったら
知らせてもらえるので、とても重宝しています。

この看板の木は「栃の木」と言って、水に特別強いというわけではないけど、
板の厚みは薄くても丈夫そうなので、これに決めました。
(比較的安かったし・・・。)


でも、やっぱり無垢の木を見ていると、何となく心が落ち着きますよね。

事務所のトイレの中には、桧の羽目板を張っているけど、
何となく気持ちいいですよね。


この感覚は、うまく説明できないけど・・・。


森の中や渓谷などに行くと感じる、すがすがしさとかの
感覚に似ているのかな~・・・。


まあ~、外観だけは結構目立っているので、
存在感を見せるにもいいかもしれません。


でも、手入れはちょっと大変だけど・・・。

年月による変化を楽しむのも、無垢材や自然素材の
いいところなのかもしれませんね。


では、また・・・。