明治杯全日本選抜レスリング選手権大会２日目
女子５５ｋｇ級決勝は、女王・吉田沙保里選手（ＡＬＳＯＫ）×
村田夏南子選手（ＪＯＣアカデミー）
レスリングは、卓球同様、協会が若手の有望選手を集めた「エリートアカデミー」制度を導入し、協会をあげて、若手の育成をしています
試合は、第１ピリオド序盤から、吉田選手が攻め
ポイントを重ねていきましたが
投げの打ち合いから
この体勢になると
村田選手が、吉田選手の足をとり
吉田選手をコントロール
バックに回って、１ポイントを獲得！
これまで自分が観た、吉田選手の試合では、いつも第１ピリオドでフォール勝ちしてて、ポイントを奪われたの、初めて観たかもしれません
第２ピリオドになると、吉田選手が村田選手を攻め込み
ニアフォール
ところが、ここでも、村田選手が見事なブリッジでフォールを阻止
ついに、フォール体勢から逃れました
吉田選手が、ここまで追いつめて、フォール出来なかったっていうのも、
これまで観た記憶がありません。村田選手、吉田選手の後継者になれるか、楽しみです
圧勝で、天皇杯・皇后杯での優勝とあわせ、世界選手権代表に決定しましたが
優勝インタビューでは「私も年なんで・・」という発言がありました。
無敵の吉田選手でも、若手の勢いを感じたのでしょうか
個人賞で女子の最優秀選手には、吉田沙保里選手が、
男子フリーの米満選手、男子グレコの長谷川選手とともに選ばれました
レスリングは、これだけ大きな大会で、テレビＣＭ複数出演している吉田選手が出場しようと、
観戦は無料です
有料だったのは、山本ｋｉｄ選手が、北京五輪出場を目指して参戦した大会（２回戦、投げを打たれたときに肩を負傷して、敗退）しか、知りません