「理屈ではわかるんだけど・・・、
 納得がいかない」

一見理不尽な答えです。

とは言っても、
相手の協力が引き出せないときとか、
「なかなか言うことを聞かないんだよね~」
っていうときには、

「理屈ではわかるんだけど・・・、
 納得がいかない」が起こっています。

そう、感情が私を、誰もを動かしている。

そして、感情と理屈の関係は、
川の流れと、船のようなもの
かもしれません。

どんなに立派な船でも
どんなに大切なモノを積んでいても

川の流れに逆らって
運ぶことは出来ないし

川(水)が無ければ、
進むことさえ出来ない。

船(≒理屈)の役割の大切さ
船に積んでいるモノの大切さ
頭ではわかっている、
だからこそ、
無理矢理理屈を押し通しても
大丈夫だと、勘違いしてしまうわけですよね。

川の流れ(≒感情)に沿わなければ
どんな正当な理屈も
伝えるのにパワー、かかりますよ

そして、無理をした分
そして、正論を押しつけられた分
反発が大きいことも

きっと経験的に既に
知っている方もいらっしゃいますよね。
そうでしょう?

そう、なにも、
相手の言い分や耳障りのないことを
言うのではありません。

伝えたいこと(理屈)が「正論であればあるほど」
引っかかっている、しこりは、
本論とは違う、本来は些末な所です。
言ってみれば、譲ったとしても
あなたが伝えたいことへの大局に
影響の少ないことであることに
・・・どうですか?気付きませんか?

相手の感情の引っかかり、流れの滞りだけ
言い換えれば、相手の顔の立て処を
作ってあげるようなモノです。

このとき、伝える側が、常に意識したいこと
それは、
自分が伝えたいことが
相手に伝わったその先に手に入れられるもの
大局を見たときのゴール
そして、相手が快く承諾や、行動が出来るか

相手がこちらの意見をいずれかの形で
実行して良かったと思える状況を作ること

・・・ここで妙に手柄を自分のモノにしようとすると
  “やっちゃったぁ”になりますよ。

私達が感情を起こすもと
“モチベーション”は、究極の所、
行動の源泉、衝動にもつながる“感情”が
決定権を握っています。

そう、せっかくなので、その感情に
上手く、船を浮かべて、動かしてもらう。

言うのとやるのでは、大違いですが・・・

相手がなかなか思うように
動いてくれないとき、
相手の気持ちのどこに、
引っかかりがあるのかを
探り出すことが、

究極的に、論理的に説得すること
以上に、相手が協力しやすく
なります。

なにしろ、相手の気持ちのOKを
相手が出してくれるのを
サポートするのですから・・・。

いずれにしても、
どうやって、お互いに、
感情的に納得して行動出来るようにするか
新しい、取り組みテーマとして
如何ですか?

では。

自分相談室“目黒” 毎週 
中目黒住区センターで実施中
無料コーチングでサポートさせていただきます。

$だれもが幸せ体質になっていいんだ!-活き生きNLP&コーチング-自分相談室URL

いつもありがとうございます。
ペタしてね
----
稗島 正樹 まさき@活き生きトレーナー&コーチ
コミュニケーションプロセスイノベーター

携帯用HPhttp://awakeners.web.infoseek.co.jp/m/ 
PC用HPはhttp://awakeners.web.infoseek.co.jp/