さらば超整理手帳 | あわじのメモノート

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日々のつれづれをぼちぼちと

16年間使った手帳シリーズに、別れを告げることにしました。A4の紙をサクッと出し入れできる手帳の良さをも、捨てることとはなりますが。

 

超整理手帳に出会ったのは1999年。2000年版から使い始めました。分厚い手帳は嫌だ、それでいて書き込みは大量に自由にしたい、そんなワガママをかなえてくれる手帳だと確信したからです。

カバーにリフィルを差し入れ差し替え使うのは、別段この超整理手帳でなくともできたのですが、A4サイズの紙をそのまま差し込める利点が私にはとっても良かったのです。コピー用紙を大量に買い込んでおいて、手帳カバーに差し込めば、実質無限のメモスペースが確保できます。

参照を終えたメモは、超整理法の押し出しファイリングにしまっていきました。さながら空母に入れ代わり立ち代わり、飛行機が着艦・離艦する如くに。

 

ジャバラ折の予定記入シートも、4ヶ月で1本、それを順次差し替えて使っていました。一年先の予定までは、そうそう参照しないのがわかっていたからです。

 

馴染んでいた超整理手帳。なぜ上記の特性をも捨てて、ほぼ日手帳に乗り換えることを決めたのか。それは、予定よりもライフログを書き込むほうに、手帳の用途の比重が大きくなっていったことがあります。いつでも任意の日時のことを振り返れるようにと思った時、空母様式の超整理手帳だとメモを差し込んだままにしておくか、予定記入シートも差し込んだままにしておく必要が(私の場合)あったからです。それだと結局分厚くなってしまい、手帳の特性が死んでしまいます。

 

ならば、従来型の手帳でもいいのではと思うようになりました。予定の中長期一覧性や手帳の機動性は捨てても、かまわないと。その中で候補に選んだのが、ジブン手帳、隂山手帳、ほぼ日手帳でした。Twitter上で投票をも募ってその結果、ほぼ日手帳に決しました。

 

日曜日始まりのほぼ日手帳。自治会の仕事のためには参照やむを得ない、六曜も書いてあるほぼ日手帳。一日ごとの記入ページが使いやすそうなほぼ日手帳。超整理手帳に比べれば高価なものですが、思い切りました。

 

しばらくは、任意の2日の間が何週間分あるか、いちいち数えることとなりましょう(超整理手帳だとジャバラ状の一ページ(段)が一週間なので、開くと直感的に何週分かわかる)。

まあ、旧来の手帳に帰ったと思えば、苦痛ではありません。

 

なお、紙書類の整理は、今まで通り「超整理法・押し出しファイリング」を活用します。これを超えるファイリング方法は無いと思っておりますゆえ。

 

ありがとう、超整理手帳。こんにちは、ほぼ日手帳。

まあ……浮気性の私のことです、またしゃあしゃあと超整理手帳を使うかもしれませんが。

その折がもし来たら、さようならほぼ日手帳という記事を書くと思います。

 

その日まで、ごきげんよう……野口教授の超整理手帳。