前回 の続きです。





   我々が作り上げてきた、自分の地図。


   この地図は、ある時期(例えば、少年少女だったころ)には適切であっても

   大人になると、適切とは言えなくなることもある。


   今まで作り上げた地図ではうまくいかなくなることもあるが

   我々の多くは、しばしば、

   頑として自分の地図にしがみつき、動こうとしない。





   真実、現実は、それが苦痛であればあるほど、回避される傾向にある。

   そして、今として適切でない地図を見つめることも

   それを現実、真実に近づくよう作り直すことを、とてつもない苦痛に感じる

   

   それと向き合うためには、真実に徹底的に忠実である必要がある。


   心の健康とは、一つには、

   現実に忠実であろうという意志を持ち続けることである。



   そして、現実、真実に忠実であればあるほど、不思議なことが起こる。


   現実、真実に忠実であることが大事になればなるほど、

   自分の地図を見つめ、作り直す苦痛は、自分にとって重要でなくなり

   従って、ますます苦痛でなくなる。




   真実に忠実な生活・・・


   現実に対する自分の地図がまともかどうかを確かめる唯一の方法は、

   他からの批判と挑戦に自分を、自分の地図をさらすことである。





まだ続きます(^^)