日韓交流2009⑦~仁川まちづくり視察 | Blog 安房国再発見

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夏休み! って感じのピーカン照りに恵まれ、今日は仁川(インチョン)のまちづくり視察です。

国際空港のある市の駅にしては、小さな古い駅舎でしたが、地図看板や、

隣接した観光案内所は立派で、地理・歴史的背景がよくわかる展示です。
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朝食は、キンパッと呼ばれる海苔巻を買って、立ち食いです。

夕べもありましたが、タクワンがついてます。

日本の植民地だった名残りではないか、とのこと。


夕べ、交流会の会場だった中華料理店・萬多福のオーナー徐學寶(ソー・ハクホ)さん。

お店の隣にある寺院は、5つの宗教の神様が祀ってあり、

さまざまな人種の人びとが共生してきた暮らしの一端を紹介してくれました。
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中華街のちょっとした路地を覗くと、古~い家並が残っています。
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高吉嬉(コ・キルヒ)先生にすすめられ、「恐喝パン」なるものを買いました。

直径15cmくらいに膨らんだパンをエイッと叩くと、ぱっくり割れ、中は空洞でした。

「恐喝」とは「にせもの」の意味で、パンに見せかけた食べ物でした。

ゴマ油風味の揚げ菓子のような味で、美味しかったです。


仁川(インチョン)は不思議なまちです。

港町で横浜にも似た雰囲気があり、中華街に日本人街。

けれども、横浜ほど垢ぬけていなくて、

もっと雑居空間的な匂いとエネルギーを感じます。


ここからは、仁川の顔役、李鐘福(イ・ジョンボク)氏と合流し、

まちづくりの様子を案内していただきました。
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まず向かったのは、赤レンガ倉庫を利活用して、

アーティストを育てる空間「仁川アートプラットホーム」の開館準備中という場所。
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左は、崔承勲(チェ・スンフン)館長で、元現代国立美術館館長という経歴。

李さんは、学者陣に交じって、仁川アートプラットフォームの設立準備委員だそうです。

現在は、「女性のための仁川ビエンナーレ展」を開催中。


まちかどの正面は、元日本領事館。 至る所に地図看板があるのは、観光客にやさしいです!

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仁川では今、古きものを活かそう!というまちづくりをすすめていて、

昔懐かしい町並みの写真があちこちに掲げてあり、

今ある建物の歴史的価値がさりげなく伝わってきます。

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仁川歴史博物館。ここでもジオラマや、レトロな建物のミニチュア、古い写真や地図などが展示されています。

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足もとにを見ると、床にもまちの空撮写真が配置され、歩いたコースが確認できてユニークな仕掛けです。

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かつての日本の銀行建物。十六銀行とか八十二銀行とか。

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日本の土用丑の日にウナギを食べるように、

韓国では、今日は夏バテ防止に参鶏湯(サンゲタン)の日。

ということで、昼食は鶏をまるごと1匹いただきました。

滋養がついて、美味しかったです!


李さん馴染みのレストラン月牙泉とママさん。






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すべて紙で作った家具や小物のお店です。

愛沢家はシェイドランプを、浅井家は小物入れを

お土産に買いました。







ここから、市場です。エネルギーがあふれてます。
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李さんの餅屋さん。お店と工場です。

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 本ツアー最後の食い気コーナーは、

 市場のなかで、トッポギをいただきました。

 ここでもタクワンが食文化に根づいています。


 高吉嬉先生、温かくきめ細かいご配慮を

 カムサハムニダ!!