もともとの能力に、適切な準備が加われば
相応な結果がついてくることをしみじみ感じた週末だった。
高いスキルを発揮して得られた勝利、
その歓喜を分かち合うのは本当に心地良い。
しかし、歓びの時間は
ほんの一瞬。
今回の完勝によって先々の立ち位置が保証されるわけでも何でもなく
一筋縄ではいかない対戦相手がまだまだ手ぐすね引いて待っているわけで、
勝って兜の緒を締めなければならない状況には変わりはない。
そんなわけで
古馬GⅠ戦線の前哨戦、第58回オールカマー(GⅡ)が23日に中山競馬場で行われ、
2番人気のナカヤマナイトが4コーナー2番手から抜け出し、粘るダイワファルコンに
1馬身半差をつけて優勝。
そして、菊花賞トライアル、第60回神戸新聞杯(GⅡ)が同じく23日に阪神競馬場で行われ、
1番人気の皐月賞馬ゴールドシップが中団から最後の直線で鮮やかに抜け出し、
2着のロードアクレイムに2馬身半差をつけて、こちらも余裕の圧勝。
父は共にステイゴールド。
かつての悪童も現在は種付け料が跳ね上がり、エリート街道まっしぐら。
活躍馬たちの母系を辿る楽しみをこれほど感じさせてくれる種牡馬もいない。
久しぶりに東西のメインレース共に的中し
PAT残高が一息ついてとても幸せな週末だったのだが、
これから迎える秋のGⅠ戦線で彼らがどう戦っていくか
非常に楽しみである。
☆
さて、勝って兜の緒を締めなければならないのは
馬だけではない。
首位に躍り出る可能性のあるチームと
残留争いに巻き込まれているチームの激突、
Jリーグ第26節『浦和レッズVSガンバ大阪』が
22日埼玉スタジアムで行われた。
滅多にない体調不良で点滴&絶対安静の生活を続け、
職場に復帰した週の週末だったので、TV観戦にするかスタジアムに赴くか、
非常に迷った。
まだ本調子ではなく、小次郎は無理するなと言うし、
迷惑かけた同僚もちらほら観戦に来ているはず。(対面だけど)
しかしそれより何より、結果によっては
体調が再び悪化する可能性もあって迷っていた部分もあった。
悶々としたけれども、結局「見ずに後悔するより見て後悔しよう」と、
キックオフギリギリに現地到着。
ところが試合が始まると体調不良はどこへやら、
0-5になるまでの約90分間、歌いまくり跳ねまくり。
こんなに安心して見ていられるガンバは
本当に久しぶり。
試合の流れ、轍みたいなものは
多くは先制点が齎すことになるということを実感。
来年もこのスタジアムで戦うための戦いが
続く。
☆
というわけで、埼スタ写真館です。
『五蹴の道も一蹴から』
『暑さ寒さもフタガワまで』