週末の3つの“J” | Bamboo Labo

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その1・Jumping


先週に続いて鐙上げ。
しかも今週はそのまま障害も跳べとのこと。


鐙を踏めないブラブラの脚。
馬の胴体をふくらはぎでしっかり挟めない場合、待っているのは落馬。

しかも一昨日の雨のせいで馬場は泥んこ。


「絶対に落ちたくない!」


そう考える我々の気持ちが、
単発だった障害を途中でダブルにするコーチの冷血さを
しっかり上回った。


1時間のレッスン中、
落馬なく終了。


「誰も落ちなかったなあ・・・」


つまんなそうにこう呟くドSなコーチに見守られ、
ヘタクソな我々の修業はまだまだ続く。


「もういいや、来週は鐙上げなし。その代りコース走行をやるから。」


一同胸を
撫で下ろす。


そして同時に
何かに勝った気がした。


何だろ。




その2・Jリーグ


第33節。
ガンバ大阪VS浦和レッズ in 万博記念競技場。


遠藤が帰ってきたガンバ。


もうそれだけで、チームとしての安定感が違うし
今や欠かすことのできない起点になっている佐々木とのダブルの起点は
見ていてとてもわくわくする。


でも、それだけじゃない。


最近のゲームで目立っていた加地さんの
良い意味での何かやらかす感がプンプンしていたシュート&クロスが
とうとうゴールに結びついたり(シュートも近々決まりそうな気が)、
中2日で体力的にはキツいはずなのに、守備面で選手たちの集中が
最後まで切れなかった点は非常に良かったと思う。


もちろん、ザキさんの退場や、球際での浦和の強さが目立つシーンなど
頭を抱えるシーンがなかったわけじゃない。


でも何だろう、まだ最終戦を残しているにも拘らず
このゲームを見ながら感じた今年の集大成感は。


それは、今年最後の万博ってことと、今年色々なことがあって、
そしてこれからも色々あるであろう浦和が相手だったからってこと
なのかもしれない。


1点取って「ああ、時間的にこのまま勝てるんだな」と思いながら
気持ちが来年に行きそうになった。
まだCWCがあるっていうのに。


で、そんな浮ついた気持ちをグイッと引き戻してくれたのが
キャプテン松代の「元旦は空けといてくれ」発言。
カッコ良過ぎましたよ。


予定を空けておくどころか
祝勝会の予約まで入れてしまうかもです。




その3・JAPAN CUP


馬券は早い段階で決めていたが、一応パドックも確認し、
そして確信して購入。


ウオッカとディープスカイの馬連、
そしてこの2頭軸の全馬への3連複である。


理由は簡単。


天皇賞でダイワスカーレットに対して
あれだけの競馬をした(してくれた)2頭が
抜けているに決まってる。


しかも今度は2400m。


距離適性と近走の成績で注目される馬がいるかもしれないが、
この2頭とは明らかに開きがあるはず。
いや、あってくれなきゃ困る。


という理由で、ダイワスカーレットのためにも
この2頭で決まって欲しかった2008・JAPAN CUPだったが、
結果はスクリーンヒーローが1着。ディープスカイとウオッカは2、3着だった。


3連複が的中したが、資金配分の厚薄から
収支はトントン。


大金星のスクリーンヒーローは
アルゼンチン共和国杯での素晴らしい出来を見事に維持していて
この大舞台で再現してみせた。素晴らしい。


それにしても恐るべし、
ウオッカ。


道中、あれだけ折り合いを欠いていたのに
直線、馬場の悪い内から差し返すとは。


天皇賞で、ダイワスカーレットが負けるとしたら
この馬以外あり得なかったことを再度思い知らされた気がする。


さていよいよ来週から
最終週のグランドフィナーレへと進む
中山開催へと突入する。


まずは、
28日の有馬記念。


そして翌日29日は、天皇杯・準決勝でアウェイ側に座って
ENDO&MJのユニを着た夫婦が木枯らしの中、チャントを歌っている。


そんな年末だと、
いいなあ。