そんなわけで
一昨日。
等々力でガンバがエラい目に遭っている間、
もうひとつのエラい目に向かって時計の針は着々と
時を刻んでいたのであった。
方角は西。場所は淀。
芝に覆われた広大な敷地、
その真ん中に池があって優雅に白鳥が泳いでて・・って
要するにそこは京都競馬場。
第25回・G1マイルCS（チャンピオンシップ）
過去３年間、このレースにはダイワメジャーが出ていたので、
軸は早々に決定、馬券的には悩まずに済む非常に楽なG1レースだった。
しかもダイワメジャーは先行力の生きるマイル戦では特に強かったため
３年前は２着、そして昨年・一昨年は連覇し、たとえ他のレース結果が散々でも
「マイルCSがあるから何とかなる」と、PAT残高の防波堤になってくれていたのだ。
ところが、ダイワメジャーが昨年末に引退してしまい、
今年のマイルCSは新マイル王決定戦の様相。
実績から言うと
スーパーホーネットが素晴しい。
しかし、この距離だと牝馬のキレも侮れず、
若駒、かつての実績馬など、どれもこれも気になりまくり。
あれこれ悩んでいるうちに当日を迎え、
適当に４頭選んで、久しぶりのBOX馬券を小額で購入。
入力後、すぐにサッカー観戦のために等々力に向かった。
パドックを見ることなく買う馬券は久しぶりだった。
そして・・・
こんな適当な買い方をする人間に微笑みかけるほど
競馬の神様は暇じゃないし、心も広くなかった。
安易に入力した買い目が、昨年までのダイワメジャーに対する
「この馬の気性、そして戦法が好きで追いかけている」
「だから結果がついてきたらうれしいが、たとえどんな結果でも納得できる」
という思いで買った馬券に、及ぶはずがない。
というわけで、
マイルCS・４連勝はならず。
慣れない買い方をしてしまった
反省とともに。