寄せては返す波のように | Bamboo Labo

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There is no love sincerer than the love of food.


興奮冷めやらず、というのは
こんな状態のことを言うのだろう。


仕事をしてても何をしてても
一昨日の試合の余韻が後から後から波のように押し寄せて来て
自然に顔が、にま~~~。


でももうあれから2日も
経ったんですね。


至福の時を指したまま
時計の針が止まってる・・・。



それにしても
どれだけ見ず知らずの人と
抱き合ったことか。


ゴールの度に、前後左右斜めとにかく周囲にいるサポさんたちとハイタッチして
本当にこれ以上の幸福がこの世に存在するだろうかという大騒ぎ。


で、特に前の座席の親子連れの子供2人が
すんごくかわいいの。


1点目の遠藤-山口ホットラインの時は、彼らのお母さんが振り向いて
私と抱き合って喜んでいたのだが、2点目の明神のゴールのときには
この2人の子供も加わって4人でダンゴ状態で大喜び。


遠藤の3点目なんてもう、子供たちがダイブしてくるので
抱くというより落とさないように羽交い絞めにしてましたね。


で、この子たち、小学校に行ってるかどうかという幼さなのに
チャントが完璧。すごいすごい。


最後の選手交代の時は
「播ちゃ~~ん、一発頼むで~~っっ!容赦せんでええで~~!」って叫んでて、
こいつらすでにドSかよ、と戦慄を覚えたっけ。


というわけで、顔はとってもかわいいけれど
まるでアキラが乗り移ってるような性格の子供たちと
まるで誰かのブログの締めのような「またね~」という挨拶をして
名残惜しみつつ、別れた。


ゴール裏でまた会えるでしょう、
いつか。



5月の騒ぎを受けて、試合終了後の出口の
レッズとガンバの動線を完全に分断してくれたのは良かったのだが
何とガンバ用のバスの行先は浦和美園駅と浦和駅だけで
東浦和行きがないことが判明。


仕方なくユニを脱いで青い小物を外してレッズ用のバス乗り場に向かったのだが
赤サポさんたちは5万人もいたんだから、まだ大変な混雑だろうと思っていたら
東浦和行きの列はスムースで、大して待たずに乗ることができた。


で、もちろんバスの中はレッズサポだらけなので
こみ上げてくる喜びを必死に抑えつつ、寝たふりをしていた。


ほとんどの乗客が静まりかえっている中で、
我らの座席の真後ろの兄ちゃん2人連れだけがやたら饒舌。


いやでも耳に入ってくる彼らの話を要約すると・・・


まず身内に関しては
「監督解任については構造欠陥を現場責任者だけに押し付けるのは間違い」
「こういった試合にスタメンに堤ってはおかしい」
「後半、中がスカスカで話にならない」などなど。


そしてうちに関しては
「監督がちゃんと頭を使ってる」
「いつも遠藤にやられる」
「3点目のとき、ゴール裏に走っていけばいいのに、
何で俺らの目の前を走りながらガッツポーズなんだよ、あいつは」ですと。


何で俺らの目の前を、ってあんた、
四面ほとんど赤壁なのに何言っとる、と振り向いて突っ込みたいのを
じっと我慢。


そうこうしているうちに
東浦和駅に無事到着。


馴染みの焼き鳥屋で一杯ひっかけてから帰ろうかと思ったのだが
入り口に浦和のゲーフラが掲げてあったので寄るのはやめて、
家で祝杯。


というわけで

あああ、アデレードに行きたい。


うー。


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