それぞれの暗黒 | Bamboo Labo

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早朝から
色々あり過ぎた昨日。



<その1・ワールドカップ最終予選対バーレーン戦---ラスト5分の真骨頂--->


『岡田JAPAN、3-0でバーレーンに完勝!』
『俊輔魅せた!灼熱の地で黄金の左足』
『完封劇の幕開け!タクトを振り続けた中村俊輔!』


とか何とか、戦前のネガティブさを吹き飛ばす、
案ずるより産むがやすしの予定調和に喝采する見出しが頭をよぎった
試合終了直前の、まさにラスト5分間。


それらをはるかに凌駕する
日本サッカーの真の予定調和が牙を剥き、
そのあまりのスペクタクルさに私は全然ついていけませんでした。


というわけで、終わってみれば3-2。
初戦において何とか勝ち点3を獲得した日本。


試合後に思いっきり締めあげるために
敢えて兜の緒を2点分だけ緩めておくことを忘れなかった日本代表は
なかなか味があるチームかもしれない。もちろん苦味だけど。


ところで


岡田メガネくんは、自身の最大の愚行(現時点)であるところの
「3月26日の一件」について喉元過ぎても熱さを忘れていなかった模様。


その結果、酷暑のピッチに病み上がりの遠藤が
90分フル出場。


ボランチのコンビを組んだ長谷部が上がりがちなのでヒヤヒヤしたものの、
所詮バーレーンレベルでは突かれる場面も大してなく、胸を撫で下ろす。


それにしても、前半44分。
遠藤のPKで、これほどまでに緊張したことが
かつてあったろうか。


思わず膝の上の猫の前足を引っぱりながら
画面を凝視して意味不明な言葉を発していたような気がする。
危ないよ、自分。


しかし、見ている側の心配を遥かに超えたところに
遠藤の精神力があった。
心配して損した。



<その2・新潟2歳ステークス---華麗なる一族の誤算--->


注目していたダイワルージュの娘、ダイワバーガンディを
馬券の対象から外した理由は爪と体型。


この日のボコボコ馬場は彼女には無理。
距離も微妙。


ということで馬券は気になっていたもう1頭、
タイフウジョオーの息子、エイシンタイガーからの馬連を購入。


だが、結果は4着。
馬券は紙吹雪。


軸馬を決める際、普段から人気は全く考慮しないので
実はエイシンタイガーが15頭中ブービー人気だったことをレース後、初めて知ったのだが
何と今回2着に突っ込んだのは、さらに上を行く(下か)最低人気馬だったのだ。
微妙に悔しい・・って、関係ないけど。


さてさて、勝馬は見事1番人気に応えたセイウンワンダー。
毛色は違うが、走り方が父・グラスワンダーにソックリでしみじみ。


ところでこのレース、馬場状態にフテくされて
全く競馬をしていない馬が結構いたりするので
次走がパンパンなら心を入れ替えるはず。



<その3・ナビスコ杯準決勝清水エスパルス戦---悲しき順当--->


さて、ラストを飾るのは
棒読みのためのネタも尽きた感じのGAMBAの試合。


だから一言だけ。


ナビスコ杯はアウェイゴール方式が存在するために
選手にも観戦する側にもリーグ戦や天皇杯とは異なる特別な心構えというか、
気構えというものがある。


にもかかわらず、こともあろうにホームで、
しかも前半・後半ともに開始直後に相手にゴールを献上し、
自ら取り返しのつかない状況に追いこんで、見る側をこんなにも脱力させるチームが
他にあるだろうか。


この部分だけは監督采配うんぬんではない。


以上。




所属チームがいよいよ大変なことになっております。
お疲れでしょうが、帰国後くれぐれもよろしくお願い申し上げます。

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