ニッポンの夜明け!『LCC』黒船到来 | CAになりたい!客室乗務員★エアライン就活・転職サポートブログ

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エアライン業界の“わかりにくいニュース”を
“わかりやすく”解説する『解剖講座』。
エアライン業界一筋40年の勤務経験を持つ
S先生が 担当します。



最近テレビや新聞などで
「LCC」 という言葉をよく耳にしますが、

そもそも「LCC」とは何のことでしょう?



「LCC」とは 「Low Cost Carrier」 の略で
直訳すると「格安航空会社」
Carrierは この場合 Airline飛行機 のことなんですね。



機内の飲食サービスなどをなくしたり コーヒー× ビール×
有料化したりして、コスト削減を図り、
運賃を下げて集客を目指す航空会社のことを指します。


日本にもそのような会社はいくつかありますが、
「新興航空会社」 または 「後発航空会社」

という表現を使う場合もあります。


相談 では、「LCC」以外の

従来から運航してきた航空会社のことを
なんと言うか知っていますか。



正解は「LC」すなわち 「Legacy Carrier」と呼んでいます。

日本語に訳すと「先発航空会社」または「既存航空会社」
あるいは「大手航空会社」になります。


航空旅行が一般化した1940年代後半から
1970年代後半にいたるまで
欧米のフラッグ・キャリア(国を代表する国営のエアライン)
つまり、「LC」がずっとマーケットを支配していました。



「LCC」が誕生したのは1970年代後半。
欧米各国で規制緩和の波に乗って生まれ サーフィン
やがてその波は世界へと広がって行きます。


日本は他の国と比べてかなり「LCC」の誕生は遅く、
1990年代後半になってようやく
「スカイマーク」「エア・ドゥ」
あるいは「スカイネットアジア」などが誕生しましたが

「LC」の勢いに押されて
なかなかマーケットシェアを伸ばせずに苦戦していました。ショック!


そして2000年代後半、いよいよ日本にも
LCC黒船到来! 船


外資の「LCC」は、

「ジェットスター」「エア・アジア」
「春秋航空」などが続々と日本に乗り入れ、
着々とマーケットシェアを伸ばしています。


これに対抗して、「LC」のANA
2011年後半には
100%子会社のLCCを設立
して
外資系のLCCに対抗しようとしています。


IATA(イアタ・国際航空運送協会、エアライン約250社が加盟)

の統計によると、


LCCの欧米市場におけるシェアは約35~40%、アップ
アジアにおいては15~20%アップ

というふうに
じわじわと市場占有率を伸ばしていますが、


日本のLCCのシェアは わずか6~8%と低迷しています。ダウン


さぁ、次々と襲いかかる LCC黒船軍団に

日本はどう立ち向かうのか!


LCC維新のキーワード、

「成田第3ターミナル構想」については、
次回のお楽しみに!



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