エイベットでは、まだまだ里親募集自体が少ないワン様達
今回2頭目のわんちゃんにずっとのおうちが見つかりました。:゚(。ノω\。)゚・。
おうちを見つけたのはこの↓↓ワンさま
この子は10歳というシニア犬ちゃんです。
とても可愛いパピヨンちゃんだけど、10歳。
見つかるのだろうか・・と思っていましたが
掲載して、比較的早い段階でお申し込みがありました。
お申し込み下さったのは、シニアのご夫婦。
「自分達がシニアなので、シニアのわんちゃんを」と希望くださりました。
パソコンも苦手、もちろんスマホも出来ない・・。
そんな中でも必死でお問い合わせくださり、
保護主さんも大変喜んで下さって、年末の慌しい中でお見合いを進め
このわんちゃんをひと目で気に入ったご夫婦。
そして、わんちゃんもひと目でこのご夫婦を気に入ったのです。
犬は猫と違って、そういう感情表現が素直でストレートですよね( ´艸`)
日程を調整して、1月からトライアルをする事になり
この度、正式にずっとのおうちになって下さったということで
幸せのお写真沢山送ってくださいました~!
「ひなちゃんのおうちが見つかりましたの~!」
「ひなちゃーんおめでとう~!やっとやっと楽しんで生きていける環境になったね」
「ひなちゃんのパパとママは本当に優しいの~」
「知ってるーー!パパとママもひなちゃんがいないともう無理だってー」
「いっぱいご飯食べたりーー」
「お散歩沢山したりーー。こんな生活夢みたいなのー」
「本当に嬉しい。ひなちゃん今まで辛かった分いっぱい楽しんで長生きしてね」
「もうこれ以上の幸せないって思えるくらいなの。皆さんありがとう♪」
ひなちゃんは繁殖させられる為に
10年間、ケージに入ったままの生活を強いられて来た子でした。
パピヨンっていう種類を増やす為だけに。
パピヨンという血統を残す為に繁殖が必要だとしても
どうして普通の生活をさせてあげないのでしょう?
お散歩に行ったり、遊んだりも出来ないなんて・・。
犬はヒトの気持ちに敏感で通じ合えるとても可愛い生き物なのに
その時間どれだけ傷ついて寂しかったことだろうと思うと
人間って罪深い、と思わずにはいられません。
人間はこんな事、いつまでするのだろう・・
犬の生涯が15年なのだとしたら、そのうちの10年って・・
人間でいうと、50歳過ぎるまでケージに入れっぱなしにされていたようなものです。
その時間を頑張って我慢して生きてきてくれて
ひなちゃんは笑顔も忘れることなく過ごしてきてくれました。
ボランティアさんのおかげでこうして保護されて
素敵な素敵な里親さんに出会うことも出来ました。
これからは、もう何も無理せず思い切り甘えて
ずっとのおうちで暮らしていってくれると思います。
ここまで10年・・。長かったけどね。でも本当に嬉しい!。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
これからうんと長生きして、パパとママを喜ばせてあげて欲しいし
思い切り可愛がられて犬らしく生きて欲しいと願います。
そして、今回のお話でひとつ、皆さんに知って欲しいこと・・。
高齢者のご夫婦が、シニアの動物に目を向けてくださるっていうのは
本当に本当にありがたいことなのです。
シニアの犬猫は里親さんを探しても、なかなか難しく行き場がないケースが多いです。
ご高齢者さんで子猫を希望される時に、ご自身に何かあった場合
後見人となるご家族が保証人となって頂く事は多くて
もちろんそれでもいいのですが・・
ヒトの方が長生きしてあげて欲しいのです。
だって、残された動物が可哀想じゃないですか?
ずーっと一緒に暮らしていたおばあさんが病気で入院して・・とか
急病で亡くなってしまって・・とか
そういう理由でポツンと取り残される動物すごく沢山います。
昔は後見人になるはずだった娘さんや息子さんも
子供が生まれ、その子供が猫アレルギーで・・など
実際猫や犬を迎え入れる時とは状況が変わってしまっていることもある
それが15年~20年という時間です。
今一緒にいる動物に心からの愛情を注ぎ
そして先に自分が死なないこと。
これも大切なんだと私は思っています。
猫や犬に寂しい思いをさせてはいけませんよね。
自分が残される側になって寂しい思いも受け止めてあげなくちゃと思います。
なので、これから猫さん、犬さんを迎えたいシニアの皆さんは
こうしたシニア犬猫の存在を見て欲しいと思います。
今回のひなちゃんの里親さんは
そういう事全て考えた上で、シニアのひなちゃんをと希望されました。
すごく素晴らしいし、出来そうで出来ないことなんですよね。
こうしてシニア犬猫さんを高齢者の皆さんで支えてくだされば
こんなに有難いことはないという事が今日のお話のひとつのポイントであります。
ブリーダーがひなちゃんの10年を奪ってしまったけど
ここからのひなちゃんの犬生は全て ひなちゃんと里親さんのものです。
今まで苦労した分、本当に幸せになって欲しい。
そしてひなちゃんを愛し迎え入れてくれた里親さんには心からの感謝を(^人^)
みなさーーーん。
ひなちゃんにずーーっとのおうちが見つかりましたよ~!
だけど、めでたしめでたしではなく
今もケージに閉じ込められている子がいるのだということを忘れないでください。
仕組みと意識を変えていかなくちゃ
人間のせいで苦しむ動物は後を絶ちません。
これは忘れちゃいけないと思います。
週末ですね!一週間があっという間だ~!
寒いけど頑張っていきましょう♪
最後まで読んで下さって本当にありがとうございました
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