8月1日(木)
みなさま
コンバンまー
おとといテレビを点けたら、約20年ぶりにこの人を見ました。
それは日出郎さんです。
80年代後半に「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」に出演していたニューハーフ・タレントです。
その当時の映像も流れました。懐かしいです↓
※「ゴミ屋敷寸前の~」のテロップは日出郎さんのことではありません。某女芸人のことです。
久々に日出郎さんを見て気付いたこと…
それは、昔はそのまんま東さんに似ていましたが、現在はさかなクンに似ているということです。
昔のテリー伊藤さん演出のバラエティー番組は強力でした。
「元気が出るテレビ」とか「浅ヤン」(オーディション番組になる前)とか、大好きでした。
さて、今日からとうとう8月です。
それは私の一番嫌いな月です。
何故なら、一番汗が出るからです。(ヘイ!ヘイ!)
いちばんロック
「いちばんロック」はポンキッキの歌では特に好きでした。
子供の頃から暗い曲調が好きだったようです。
私は極度の汗かきなので、外出すると必ずシャツがビショビショになります。
だから夏の間は、Tシャツは濡れても一番目立ちにくい「黒」しか着られません。
私はギャルバンにヘルプで参加していますが、常に汗をかいてるので、メンバーに会うのが辛いです。
メンバーは全員女子で、そこへ汗で衣服がビショビショの状態のオッサンが加わるのですから…
スタジオ練習やライブといった楽しいことも、大量の汗による不快感のため、楽しさも半減です。
汗でビショビショのシャツのことが気になって、全てのことに集中できないのです。
だから、一番汗が出る(ヘイ!ヘイ!)8月が大嫌いです。
そんな暑い時に聴きたくなる音楽といえば…
私は北欧メタルです。
北欧メタルの音には、特有のシュワ~ッとした感触があります。
それは、真冬にスプライトやキリンレモンを飲むような、ひや~っとした感覚です。
今日は久々にこれを聴いてます↓
ラーズ・エリック・マットソン 『エターニティー』
フィンランド出身のギタリスト、ラーズ・エリック・マットソンの1988年リリースのファースト・アルバムです。
上の写真は、ミックスし直してジャケットも変更し1990年にリリースされた国内盤です。
デビューのきっかけは、当時の数多の速弾き系ギタリストの例に漏れず、マイク・ヴァーニー絡みでした。
(ご存知だとは思いますが、マイク・ヴァーニーとはイングヴェイを発掘したことで有名なプロデューサーです。)
送ったデモテープがマイクに認められ、ギター・プレーヤー・マガジンの連載ページに紹介されたのは85年のことでした。
因みにラーズは以前ベーシストだったそうで、ギターを始めたのは1980年頃とのことです。
80年代半ば、マイクによって雨後の筍のごとく現れた速弾きギタリストですが…
中でもラーズは、テクニック的には三流で多少見劣りします。
高速フレーズになるとピッキングとフィンガリングが合わず、たどたどしいです。
聴いてるこちらがヒヤヒヤします。別の意味で涼しくなります。
冗談はさて置き、音楽性においてはアレンジ等でまだ進歩の余地はあるものの、北欧メタル好きなら必聴です。
1曲目「Break Your Chains」から例のシュワ~ッとした感触、そして哀愁の美しいメロディー…
まさに北欧の空気をたっぷりと湛えたサウンドです。
Lars Eric Mattsson - Break Your Chains
ネオクラシカルにしてはテクに難がありつつも、「Mujahedin Warrior」といったクラシカルなインストも収録。
彼のプレイには、速弾きギタリストにありがちな驕りが感じられないので好感が持てます。
Lars Eric Mattsson - Mujahedin Warrior
日本ではセカンドの『NO SURRENDER』との同時発売でしたが、そのセカンドを私は聴いてないので分かりませんが…
その後のバンド名義の『VISION』(1992)では、作品としても演奏面でも進歩しましたが、様式美色は後退しました。
アメリカ市場を意識したような音だったと記憶してます。
まだ未熟な作品であろうと、やはり本作『エターニティー』こそが北欧メタルの真髄の聴ける作品です。
そして、様式美メタル/北欧メタル・ファンに永遠に愛される、隠れた名盤なのです。
今年の猛暑は北欧メタルで乗り切ろう。そうしよう。
まー。
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