１月２３日（月）
みなさま
コンバンまー
前回はマテリアルについて書いたので、その流れで今日はニューヨーク･ゴングを紹介しようかと思いましたが…
しばらくは【ジムコ名盤】と題し何回かに亘りシリーズでジムコ･ジャパンのＣＤを紹介していくことに致します。
因みにジムコ･ジャパンは８０年代終わり～９０年代半ばに活動していた愛すべきヘンなレーベルでした。
元々ジムコはオーストラリアの会社だそうで、ジムコ･ジャパンは国内盤でヘンなＣＤを次々とリリースしてました。
当時僕はＣＤ店に勤め始めていたのでよく分かるのですが、商売にならないヘンなカタログが満載でした。
ジャック･ブルースやミック･カーンでお馴染みだったＣＭＰも扱ってましたね。
それで９０年代半ばにＣＭＰだったかジムコ･ジャパンだったかのファン･クラブ募集の告知があって…
ジムコを応援していた僕は入会しようかなと考えていた矢先、ジムコ･ジャパンは倒産してしまいました。合掌。
ブックオフで前回のマテリアルの１stを買った時にもう１枚お宝ジムコ廃盤を見つけたんですが…
最近ＣＤ買い過ぎなので自分の中の自動制御装置が働いて買わずに帰りました。
それからというもののモンモンの毎日。 気になって気になって夜もぐっすり熟睡でした
んで結局、後日買いに行きましたぁ～あ。
これっ↓
ELLIOTT SHARP “TOCSIN”エリオット･シャープのカーボンの１９９１年作品『警鐘（TOCSIN）』です。
９３年にジムコ･ジャパンから国内盤で発売された商品です。
当時、同時発売の『証拠湮滅』（1990）は買ったんですが、こちらはロックっぽい（＝普通）ので買いませんでした。
けど、あとになって買っとけば良かったなぁと後悔して十数年…
再びこうして出会えることが出来ました。ヨカッタヨカッタ◎
恐らくマテリアルと同じ人が売ったんでしょうね、またなんか汚いのがこびり付いてました
けどオビ付き９５０円でした。無事に買えてメデタシメデタシ。“ブックオフありがとう”の巻でした。
エリオット･シャープは前衛ファンにはお馴染み７０年代半ばから活躍するＮＹアンダーグラウンドの重鎮ギタリスト。
ハンドメイドのダブルネック･ベース＆ギターやフレットレス･ギターでヘンな弾き方をする人です。
近年では名古屋を拠点に活動する前衛ギタリスト臼井康浩さんとの共演でも知られますね。
アルバムからの音源がYouTubeにありましたので↓
メンバーはＥ･シャープ、ジーナ･パーキンス（ハープ）、サム･ベネット（per）、デヴィッド･リントン（ds）。
けど、やっぱり僕はこっちのアルバムの方が好きです↓
ELLIOTT SHARP“DATACIDE”『警鐘（TOCSIN）』の前作に当たるカーボンの１９９０年のアルバム『証拠湮滅（DATACIDE）』です。
カーボンはメンバーが流動的で『警鐘』とはハープのジーナ･パーキンス以外はメンバーが異なっています。
１曲目からガチャガチャボリボリとやかましくて心地よい約２０年来の僕の愛聴盤です。
生憎このアルバムからの曲は見つからなかったので、代わりにライブ動画を↓
２０１０年のライブです。 カーボンってまだ続いてたんですね？！
ハープはジーナ･パーキンスですよね！ なんか見るの久々で１５年ぶりぐらいです。
時の経つのが早すぎて考えるとイヤになってきますわ
あと、これはジムコではありませんがついでなので…
カーボンのＣＤをあともう１枚持っているので紹介させていただきますね。
ELLIOTT SHARP/CARBON“MONSTER CURVE”ＳＳＴレーベルからリリースされた初期カーボンのベスト盤です。
『CARBON』、『SIX SONGS／MARCO POLO'S ARGALI』、『FRACTAL』の初期３作（'84～'87）からの編集盤。
シャープのギターは明確なメロディーやコードを弾くことは殆どなく本来のギターの使い方はしていません。
彼の吹くサックスも同様にヘンでジャズ的フレーズは皆無、殆どがミニマル的なフレーズに終始しております。
メロディー楽器というよりまるでサンプラー的な演奏です。
あたかも人力シーケンサーです。
ジャケット裏はこんなん↓ （クリックで拡大
）
ハンドメイドのダブルネックです。
（おまけ）画像検索で拾ってきた写真↓
まだ毛のあった頃のＥ･シャープです（笑）
シンクロナイズド･トレモロ付きのストラトのなんとフレットレスを弾いてます！
ストラト好きの僕にはたまらない写真ですのだ。
きっとみなさんもそうですよね？
みんなで携帯の待ち受けにしよう。そうしよう (･o･)/
まー。
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（なかなかポイントが上がらないので試しに別窓で開くようにしてみました。う～。）