ここでの仕事内容は多種多様でなんでもやった。
メインはハウスキーピング、トイレ掃除、洗濯、屋根の修理、ペンキ塗り、食料の買い出し、皿洗い、ゴミ捨て等。
なかでもこのゴミ捨てがとてつもなく過酷な仕事であったためにその一連の流れを簡単に説明したいと思う。
普通は指定日にゴミを家の前に置いていたらゴミ屋さんがもっていってくれるというのが一般的だが、田舎ゆえに指定された場所へゴミをこちらから持っていかなくてはならないのである。
まず、業務用生ごみを穴のあいたゴミ箱から一個一個車の荷台につめ込む。
その際、普通の神経だとできないので、通常神経を5,6本マヒさせ、3往復くらいビンタをして気合をいれるのである。
といのも、ゴミ箱は3つあるのだが、通常に機能しているのは一個だけで、当たり前のように一つは穴が空いていて、もう一つはゴミ箱なのに蓋がないのである。
そんな状態なので、小動物や、虫たちにとっては最高のオアシスとなり、ゴミ袋は破られ、荒らされ、生ごみがぐちゃぐちゃになり、そこからウジ虫が無数に湧いているのである。
To be continue
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