IELTSのライティング試験では、task 1とtask2 2つのライティングを1時間以内に 完成させる必要があります。
ここでは、時間がかり 得点配分の大きいtask2について解説していきます。
ちなみにtask2の得点は、ライティングの全体得点の2/3を占めます。
まずは、IELTSのライティングは、どのよに採点されているのか 確認してみましょう。
採点方法を知ることはとても大切です。
なぜなら、スコアアップに必要な項目を把握でき、目標ポイントには 何が必要か、具体的に知ることができます。
IELTS Writing Marking Criteria Schemesは 色々なホームページで確認できます。
日本語に直してみたのがコチラ。。。
IELTS ライティング評価・採点表
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9 | ・タスクの全要求を 完全に満たしている ・完璧な返答を 明白に提示している |
・文・構造の接続を、注意をひくようなことなく、使用している ・上手く段落を使用している |
・語彙の特徴の 非常に自然で洗礼された統制と、幅広い語彙の使用 ・まれに 小さな間違いを生じる(うっかりエラー) |
・幅広い構造を、柔軟・正確に使用する ・まれに 小さな間違いを生じる(うっかりエラー) |
8 | ・最終的に、タスクの全ての要求を 十分に提示している ・重要な特徴/項目を 明確・適切に 強調・説明している |
・情報・アイディアを論理的に並べている ・全ての局面における接続を 上手にしている ・段落を 十分・適切に使用している |
・正確な意味を伝えるために、流暢・柔軟に 幅広い語彙を使用している ・たくみに めずらしい語彙を使用、しかし、時折 単語選択・配列が正確ではない ・スペリング、フォーマットの まれなエラーを生じる |
・幅広い構成を使用 ・多くの文には、エラーを認めない ・すごくまれに エラー・不適当を生じる |
7 | ・タスク要求項目を 含んでいる ・主要動向、違い、または、ステージの明確な概観を提示している ・重要な特徴・項目を 明確に提示・強調している、しかし もっと完全に展開出来ただろう |
・情報・アイディアを論理的に編成している、したがって、一貫して 明確な進展がある ・いくつかの 過少又は過度な使用はあるものの、様々な接続詞を 適切に使用している |
・いくらかの柔軟性と正確性を認め、十分な種類の語彙を使用している ・いくつかの すばらしいスタイルや配列と共に、少ない量の平凡な語彙を使用 ・時々単語選択・綴り又は単語の形式に間違いを生じるかもしれない |
・様々な複雑な構造を使用 ・頻繁に エラーのない文章を作成 ・文法・句読点を 良く把握している、しかし、少し間違いを生じているかもしてない |
6 | ・タスクの要求に焦点を当あてている ・適切に選択された情報と共に 全体像を提示している ・重要な特徴・項目を提示し 適切に強調している、しかし、詳細は 関連していない・適切ではない 又は 正確ではないかもしれない |
・情報・アイディアを 一貫して配列している、そして、明確に全体的な発展がある ・接続詞を効率的に使用している、しかし、文章間又は文章中の接続は、欠陥がある又は機械的かもしれない ・常に明確・適切に 言及ないかもしてない |
・平凡な語彙を避け、タスク攻略ののために 十分な量の語彙を使用している、しかし、いくらか不正確でもある ・いくらかのスペリング・単語形式のエラーがる、しかし、意思疎通に支障は無い |
・単純・複雑な文章構成を混合して使用している ・いくつかの 文法・句読点のエラーがある、しかし、極まれに意思疎通の邪魔をする |
5 | ・通常 タスクに焦点を当てている。形式は 不適切かもしれない ・明確な全体像無しに、詳細を機械的に 詳しく話している。説明を支持するデーターが無いかもしれない ・提示している、しかし、不正確に 重要な特徴・項目をカバーしている。詳細に焦点を当てる傾向があるかもしれない |
・いくらかの整理と共に、情報を提示している、しかし、全体的な進展が欠けているかもしれない ・接続詞の 不適切・不正確 又は過剰な使用 ・参照・代用が不十分であるため、内容を繰り返しているかもしれない |
・限られた種類の語彙を使用、しかし、これは タスクのために最小限の十分な量である ・読者を混乱させるような、スペリング または単語形式に 明らかなエラーがあるかもしれない |
・限られた種類の構成しか使用しない ・複雑な文章に挑戦している、しかし、簡単な文章に比べ 正確性が欠けている傾向がある ・句読点は不正確かもしてない。エラーは 読者を幾分か混乱させる |
4 | ・タスク解明に挑戦している、しかし、全ての重要な特徴・項目を含んでいない。形式は不適切かも知れない ・重要な特徴・項目と詳細に 混乱しているかもしれない。所々は 不明瞭・無関係・繰り返し または 不正確。 |
・情報・アイディアを提示している、しかし、一貫していない。そして、明確な進展が無い ・いくつかの基本的な接続詞を使用。しかし、おそらく 正確ではない、又は。繰り返し使用している |
・基本的な語彙のみを、繰り返し 又は 不正確に使用 ・単語形式の把握が限られている。スペリングのエラーは 読者にストレスを与えるかも知れなし |
・まれな付属接の使用とともに、とても限られた種類の構造のみを使用している ・いくつかの構造は 正確である。しかしエラーが大半を占め、句読点は 頻繁に不正確である |
3 | ・タスクの処理を間違っている、それは 完全なるタスクの勘違いによるものかもしれない ・限定したアイディア(大部分は 無関係・繰り返し)を提示している |
・アイディアを論理的に 構成していない ・非常に限定された 接続詞の使用、そして、アイディア間での論理的な関係を 示していない |
・非常に限られた単語形式・スペリングの使用と共に、非常に限られた種類の単語・表現のみ使用 ・エラーは、伝えたいことを ひどく歪めているかもしれない |
・文章の構造に挑戦している。しかし、文法・句読点のエラーが大半を占め、意味を歪めている |
2 | ・答えは かろうじてタスクと関係している | ・構造の構成力が非常に小さい | ・極度に少ない種類の語彙を使用している。基本的に 単語形式・スペリングの間違いだらけ | ・記憶しているフレーズを除いて、文章形式を使用できない |
1 | ・答えは 全くタスクと関係していない | ・すべてのメッセージの意思疎通が不可能 | ・2-3の一回限り語を使用することができるだけ | ・全く 文章構成を利用できない |
Academic、Generalともに ほぼ同じような採点形式です。
タスク達成度(Task achievementTask achievement): 与えられた問題を いかに適切に答えているか。問題をきちんと理解していない、関係ない意見が含まれている場合、減点されます。
一貫性・つながり(Coherence and Cohesion): 日本語でも同じように、エッセイ・作文を書く場合、2つの文章 又は 段落を繋ぐために、接続詞を使用の正しい利用が求められます。たとえば、追加で意見を述べる場合、「さらに」「それに」「加えて」... moreover, therefore, in addition, etc、 反対意見を述べる場合は、「しかし」「しかしながら」「反対に」... however, uet, but。。。。などなど。様々な形式の接続詞を 正しく使用できているかが 評価されます。
語彙(Lexical Resource):いわゆる vocabulary。幅広い 語彙を使用するだけではなく、難しい・アカデミックな単語の使用が大切です。また、同じ単語の繰り返しの使用は 原点対象になります。単語だけではなく、アカデミックなフレーズの使用も大切です。
文法の種類・正確性(Grammatical Range and Accuracy): 文法を正しく使うことは もちろん大切ですが、様々な文法を使用することが 大切です。
ちなみに BandScore9は、ネイティブレベルの英語なのです。
わたしの経験から、Score6-6.5は 結構簡単に取れますね。たとえば、語彙・文法に多少難が合っても、タスクの理解・接続詞の使用が適切であれば、6-6.5は 結構取れます。
7以上をとろうと思うと、アカデミックな語彙・フレーズ・文章構成が とても大切になります。