パリの恋人(Funny Face)ジバンシーとの写真 | Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *

Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *

私の大好きな 美しいもの、綺麗なもの、かわいいもの。 そして 美しい人、綺麗な人、可愛い人をご紹介したいです。
麗しい、美しい、 愛しいものを......
オードリーをはじめとするハリウッドセレブからダイアナ妃やグレース・ケリーなどの各国 王室・王族も。

ジバンシーとドレスの試着
「パリの恋人」

「パリの恋人」

「パリの恋人」

オードリー・ヘプバーンハリウッド3作目 映画「パリの恋人(Funny Face)」1957年スタンリー・ドーネン監督。

バレエの経験を披露していますが、オードリーにとって、この映画は子供時代からの夢の実現でした。ダンスの名手、フレッド・アステアと踊れ、一緒に歌もうたえた作品。

オードリーは「私は女ならだれでも一生に一度は夢みる興奮を味わいました。一度でいいから、フレッド・アステアと踊ってみたい。その夢がかなったのです」と語っています。


Audrey Hepburn rehearsing for Funny Face, 1956.
リハーサル

Audrey Hepburn rehearsing for Funny Face, 1956.



オードリーは本屋につとめる文学少女、ジョー・ストックトン。フレッド・アステア扮するカメラマンのデイック・エイブリーに出会い、新しい時代を担うファッション・モデルに仕立てあげられます。

この写真家のモデルはオードリーと1950年代の『ハーパーズ バザー』で様々なコラボレーションを行った写真家 のリチャードアヴェドン(Richard Avedon)彼の、マイケル・アヴェドン(Michael Avedon)が先日オードリーの孫にあたるエマ・ファーラーを撮り下ろしたことでも話題に。

funny face


「ファニー・フェイス」というタイトルは、フレッドが1920年代に出演したブロードウエイ舞台の名前からとっています。


ジョーとデイックはニューヨークのグリニチ・ビレッジの本屋で出会います。本の虫のジョーはファッションには興味がない。


JO: I mean.. a man of your ability wasting time photographing silly dresses on silly women.

「わたしが言いたいことは、あなたのように力のある人が、つまらない洋服とつまらないモデルの写真を撮って、時間を無駄にしていることだわ」
DICK: No, most people think theyユre beautiful dresses on beautiful women.  

「いや、ほとんどの人は美しい洋服と美しいモデルだと思ってる」
JO: A most synthetic beauty. Trees are beautiful. Why don't you photograph trees?   
「すごく人工的だわ。木が美しいわ。木の写真をとればいいのに?」


次に会ったとき、デイックは言います。

DICK:What do you call beautiful? A tree? You'll look like a tree."
「何を美しいといっているの?木かい?確かに木みたいだ」


 
しかしディックはジョーをモデルにします。スチール撮影のためのパリで、デイックがジョーにポーズをつけて写真をとっていくシーンは画面が突然とまり、ネガになり、様々な色彩から1枚のファッション写真が現われます。

チュイルリー庭園。カメラに向かってポーズをとるオードリーは、黒の帽子とワンピース。黄、赤、青、緑、白の風船を持っています。

less is more 2

1950年代からのファッションに影響を与えたオードリー。


この映画でオードリが着たオレンジとアイボリーのイブニング・ドレスをはじめ、フードつきアノラックや黒のタートルネックなど宝石などをはぶきイヤリングも最小、すべて控えめ。 Less is more --"シンプルなほど美しい"の精神が生きています。

「麗しのサブリナ」以来、オードリーの洋服を公私ともにデザインしているジバンシーは「彼女の服装は彼女自身が決めている」と言っておりラルフ・ローレンも「デザイナーが彼女にしたことより、彼女がデザイナーにしたことのほうが大きい」と語っています。



Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-オードリー・ヘプバーン ブログ blog


ハリウッドでスターの道をいきながら、はなやかさと現実を冷静に見つめる目をも持ち合わせていたオードリーは、撮影の際はメル・ファラーと結婚したばかりでした。結婚したとき、「女は愛なしでは生きられないの。わたしはもう一人ではない。昔は一人で平気だったけど、これからは一人ではいられないわ」と語っていました。



オードリー・へプバーン
Audrey Hepburn dances with Fred Astaire in Funny Face, 1957.
オードリー・へプバーン



オードリー・へプバーン



パリ郊外の美しい教会の庭。オードリーは白のウエデイング・ドレス、フレッドは淡いブルーのカーデイガンで「かれは愛している。彼女も愛している」(You love and she loves )を踊ります。


モデルとしての撮影は続きます。

DICK: The man you love more than anything else in the world is inside the church, waiting for you. What's the matter?

「君が世界で誰よりも愛している人が教会の中で待っている。どうしたんだい?」        
Jo: I just feel so dishonest. Standing here in this wedding dress...It's not the happiest day of my life. And there's no one waiting for me anywhere.
「とても誠実でないと思うの。このウエデイングドレスでここに立っていることが。人生で一番幸福な日ではないわ。どこにも私を待っている人はいないのよ」


オードリー・ヘプバーン パリの恋人


本音を語りデイックに自分の本当の気持ちを打ち明けてしまいます

JOE:"I love Paris, I love these clothes, this little church, and I love you."
「パリを愛しているの。このドレスが好きなの。この小さな教会も、あなたも」

ストーリーが全然わからなかった方は映画をどうぞ(笑)

細かなディテールがかわいいウエディングドレスですね。
オードリー・ヘプバーン パリの恋人

オードリー・ヘップバーン 映画「パリの恋人(Funny Face)」画像集→


パリの恋人 [DVD]/パラマウント ジャパン
¥1,543
Amazon.co.jp