22日、ロンドン市内のセント・メアリー病院前で、英国のケンブリッジ公爵夫人キャサリン（３１）が出産。23日夕方7時退院したキャサリン妃は「とても感動的な」体験だったと語り、ウィリアム王子は「ありがたいことに、母親似だ」と喜びを語った。息子の名前はまだ決めていないそうです。
顔写真です
キャサリンさんのパパ似？
男児は王位継承順位第３位となり、父親のウィリアム王子（３１）に次いで将来、英国王の座に就く予定。
23日男児に会いに、両家祖父母が病院を訪れたので写真をご紹介します。
午後3時5分マイク・ミドルトン＆キャロル・ミドルトンさんが到着
3.05 p.m. Mike and Carole Middleton have arrived at the Lindo Wing to meet their first grandchild.
キャサリンさんってご両親そっくりですね。どちらにも。
お母様の祖先も顔立ちが似ているので....王子はキャロルさん似もありうるんですよね。ウィリアム王子が金髪で、キャサリンさんが子供の時だけ金に近いブルネットなので、王子も子供のころは明るい髪で成長するとダークになる感じかもしれませんね。
ミドルトンママのワンピは £355 Orla Kiely Dancing Girls Tea Dress
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キャサリンさんは一般の中流家庭の生まれで、数百年ぶりに爵位を持たない一般中流階級（平民出身）の女性のためこの３５０年間で初めて王位継承者と結婚してお世継ぎを産んだ一般女性に。（ウィリアム王子を産んだ故ダイアナ元妃は現英国王室より長い歴史を持つ伯爵家の出身であり、祖先には英国王もお二人。）また今回の出産は男性優位の原則を変更し、男女の別に関係なく第１子を優先すると定めた改正王位継承法の施行後、初めての出産。
英紙サンデー・タイムズはキャサリン妃の母キャロル・ミドルトンさんにふれ、「社会革命を実現した驚異的な女性だ」と伝えました。 ※たぶんウィリアム王子の写真をキャサリンさんの部屋に貼り子供のころから言い聞かせた、上流階級の子供たちが通う学校に入学させた、同じ大学に通わせるため1年間ギャップイヤーで入学をずらし、王子と同じコースをとらせた、なかなか結婚しない王子に「結婚してくれるんでしょうね」と確認し実現させたあたりでしょうか。
マイケルさんはとても控えめで思慮深い方みたいですし、ふたりはビジネスで成功を収め、家庭も円満。お二人はウィリアム王子の理想的な夫婦とか。
5時30分、カミラさんとチャールズ皇太子が病院へ。孫と対面。
5.30 p.m. Charles and Camilla have arrived to meet the prince! As they walked passed the press Prince Charles asked "Have you been here long"
第１子を出産したキャサリン妃と父親になったウィリアム王子は、自分たちの手で子育てすることに関心を示していると伝えられています。
王室ではこれまで、子どもの世話をベビーシッターや家庭教師に多く任せてきました、英国王室に仕えるナニー（乳母）は、未来の王や王女の世話や感情の育成に重要な役割を担うため王宮において重要な役割を果たしてきました。一般的に英王室のナニーは、他の家族や近しい友達の家に仕えているナニーが推薦され、過去においては、ナニーは母親の代わりになったり、実際には、両親よりもロイヤルチャイルドたちと時間を共にすることが多くなり、生涯を通してロイヤルチャイルドたちをサポートしていく存在となることが多いようです。
ダイアナ妃は王室の伝統に縛られず、母乳で育てたり、できるだけ子供の時間を多く作るようにしながら、ナニーに預け公務に出ていました。そのためかウィリアム王子たちは、自分たちが極力、育児に参加したいと考えているようです。
英西部ウェールズの空軍基地に勤務するウィリアム王子は、出産に合わせて２週間の休暇を取得予定。赤ちゃんのおむつ替えなど身の回りの世話もする意向だそう。ただ、当面は、改修工事が進行中のロンドンの新居ではなく、南部バークシャー州にあるキャサリン妃の実家で母親のキャロルさんに助けてもらいながら子育てをすると伝えられています。
ウィリアム王子夫妻は主に基地のあるウェールズ北部で暮らしていますが、公務などでロンドンに滞在する際には、ダイアナ妃が1981年から亡くなるまで1997年まで王子たちと暮らしていたロンドンのケンジントン宮殿（Kensington Palace）で暮らしています。
ウィリアム王子は宮殿からケンジントン付近の保育所、そしてノッティング・ヒルの幼稚園へと通っていました。このケンジントン宮殿には、改装工事が終わる今秋に入居するものとみられており、ずっと住むことになりそうです。改装費は７０万ポンド。ロイヤルベイビーの住居となるケンジントン宮殿「アパートメント1A」。
現在このケンジントン宮殿には、グロスター公爵夫妻、ケント公エドワード夫妻と、ケント公爵夫妻とマイケル・オブ・ケント王子夫妻が住んでおり、2012年3月にはヘンリー王子も、パパの英皇太子公邸クラレンスハウス（Clarence House）から出てケンジントン宮殿の一角、ノッティンガム・コテージに引越ししています。（ベビーにいつでも会いに行ける距離です）
ケンジントン宮殿の歴史を少し...
1688年カトリックのイングランド王ジェームズ2世を無血革命でフランスに追いやり、ジェームズ2世の長女メアリと結婚したオランダ人オレンジ公ウイリアムが、メアリとともにイングランド王に迎えられ、前例を見ない共同君臨 （1989-1702）が実現しました。（ジェームス2世はダイアナ妃の祖先、ダイアナがウィリアム王子を出産したことで英国王室に294年振りに彼の血が復活）
ウイリアムとメアリの間には子供は無く，ジェームズ2世の娘アン（在位1702年–1714年） の子も14人死去したため親戚のハノーバー公ジョージがジョージ1世として王位を継ぎますが、ドイツを本拠地としており、あまり英国に来なかったけれど、ケンジントン宮殿ではウイリアム・ケントがジョージ1世のために作った部屋が数多く見られます。1760年にジョージ2世が亡くなるまで、この宮殿は70年間にわたり王族に愛用されました。1760年にジョージ3世がバッキンガム宮殿に移り王宮としての歴史は閉じますが、王族によって宮殿は使われ、ジョージ3世の息子のケント公にも宮殿の部屋が与えられました。
1819年5月24日、ヴィクトリア女王もここで生まれています。ヴィクトリア女王の孫娘で、エリザベス女王の夫フィリップ殿下の祖母あるヴィクトリアさんはここで亡くなっています。ダイアナ妃（1997年没）、皇太后（2002年没）、グロスター公爵夫人アリス（2004年没）の公邸でした。ケンジントン宮殿事態は王の寝室や書斎があり、パーティーが行われることも。
1982年12月、ケンジントン宮殿の中で6か月のウィリアム王子とダイアナ妃。
チャールズ皇太子が子どもの頃は、ナニーのヘレン・ライトボディや後任のメイベル・アンダーソンと過ごすことがほとんどで。母エリザベス女王に会えるのは朝の30分と就寝前のティータイムのみ。父親のフィリップ殿下も女王のサポートや軍人として忙しく、チャールズ皇太子を祖父母やナニーに託し、女王とともに長期のロイヤルツアーに。
ヘレン・ライトボディがチャールズ皇太子のナニーを辞めた後、メイベル・アンダーソンが引き継ぎ、彼女は、厳しいが優しく親切で、チャールズ皇太子の養育にとても重要な役目を果たしたそう。成長後も、皇太子はメイベルを快適にもてなし、彼女の退職後は、ウィンザーにあるアパートメントの修復費用を支払ったことも。
ウィリアム王子とハリー王子のナニーのオルガ・パウエルは、まじめで愛嬌のある女性でで、ウィリアム王子が6カ月の時に働きはじめ、その後15年に渡り一貫して王子たちの手助けをしました。パウエルは退職後も、ウィンザー城でのウィリアム王子の21歳の誕生日やサンドハースト王立陸軍士官学校への入学、キャサリン妃との結婚式などの重要なイベントにはいつも招待されており、2012年10月にオルガ・パウエルが心臓発作で亡くなった時は、ウィリアム王子は予定されていたロイヤルトリップを取りやめて彼女の葬儀に出席し。公務はキャサリン妃一人で行われました。ヘンリー王子は、アフガニスタンに派遣されていたため、葬儀に出席することは叶いませんでした。
ティギー・レッグバークは、ダイアナ元妃とチャールズ皇太子が別居した後の1993年に、チャールズ皇太子のパーソナルアシスタントとして雇われ、その後、ウィリアム王子とヘンリー王子のナニーに。
ウィリアム王子はイートン校での大イベントであるスピーチの日には、両親の代わりにティギーを招待したこともありますが、彼女は2人の王子を“マイベイビー”と呼びダイアナ元妃と対立したこともあるも、1997年にダイアナ元妃が事故死した後、2人の王子が立ち直るための重要な役割を担ったそう。ティギーは退職後も、王子たちと親しくしているようで、ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式にも招待されています。
今は発表されていない名前ですが、予想ではGeorge, James, Alexander. Henry , Louis, Albertなどが人気だとか。個人的には名前のどこかに「フィリップ」「ルイス」「ミルフォード」「アーサー」もあり得るなと思っています。（由来はフィリップ殿下の叔父で影響力が強かったルイス・マウントバッテン公、この方はチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚のきっかけにも。 ルイス・アレグザンダー・マウントバッテン ※ルイス・マウントバッテン公の父 、ミルフォード・ヘイブン公爵..
イギリス史上最高齢の君主、エリザベス2世は現在87歳。在位期間は、ビクトリア女王の63年7カ月に次いで長いです。キャサリン妃とウィリアム王子はフルタイムのナニーを付けることはしないようですが、キャサリン妃の両親の助け以外にもやはり、「良き指導者として」誰かしらのヘルプは必要になりそうですね。