女優、モデルとして活躍するエマ・ワトソンだが、ファッション雑誌「ハーパース・バザー」2011年8月号で、ファッション界は「野蛮で残酷だ」と語っています。
これまでフェアトレード・ファッション・ブランドの「ピープル・ツリー」でデザインを手がけたり、バーバリーのモデルを務めたりと、ファッションの世界でも存在感を強めてきたエマ。
2011年3月には「ランコム」の広告塔に決まったことを明かし、21歳の若さで早くもファッション・アイコンとしての地位を固めつつあるエマ。しかし本人は華やかな業界のダークな部分もよく理解しているよう。同誌のインタビューのなかで「(ファッション界は)野蛮で残酷でもあるわ。美しくいなくてはいけないけれど、ある意味それは作られた美しさなの。バングラデシュへ行ったとき、どれほど洋服が安い値段で大量生産されているかを知って驚いたわ。あんな非人道的な生産過程を見たら、買おうとは思わないはずよ」と語っています。
また、ブラウン大学を退学する理由が「イジメ」とメディアで報じられたことについても触れ、「メディアが騒いでいるようなイジメなんかじゃないわ。私はいじめられたことなんて人生で一度もない。ブラウン大学の多くの学生は3年目に海外留学するし、私もそうするだけ」とコメント。
エマは正確には退学しておらず、休学状態で、今秋から英国オックスフォード大学に編入することが明らかになっています。 イギリス・オックスフォードシャー州オックスフォードはフランスで出生したエマが、両親の離婚後、彼女が5歳から暮らしている場所。それゆえ地元であるオックスフォード大学を選んだのは、当然の成り行きと言えます。
ちなみにオックスフォード大学は2010年の世界大学ランキングで6位に位置する世界的な名門大学だ。(日本の東京大学は24位 、京都大学は25位)(クアクアレリ・シモンズ調べ)
さらにエマは、「ロサンゼルスは怖いわ。1日4時間トレーニングをしたり、いつも食べているもののカロリーを計算したり、22歳でボトックスをしていつでも自分がどう見えるか気にしていなくちゃいけないなんて、頭がおかしくなっちゃう」と、こちらも華やかなハリウッドのエンターテイメント業界の表と裏をしっかりと見極めている。映画やファッションの世界でどれほど成功を収めても、エマの堅実な性格は変わらないようです。
『ハリー・ポッター』シリーズでハーマイオニー・グレンジャーを演じているエマ・ワトソンが初恋の人はドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンだったと米セブンティーン誌に明かしました。
11歳で『ハリー・ポッターと賢者の石』でトム・フェルトンと出会ったエマは、続く『ハリー・ポッターと秘密の部屋』でもトムから目が離せなかったとか。「最初の2作まで完全にわたしは彼にぞっこんでした。彼はそのことを知っていたみたい」と意外なことにトムはエマの熱視線に気づいていたがエマの片思いだったとか。
そして、なんとトムとそのときの気持ちについて話したことがあるらしく、「今わたしは彼とそのことを笑い話にしているわ。わたしたちは今は親しい友人なの」と明かしました。
エマは9歳年上で投資家のジェイ・バリモアと2年間交際をしていましたが、昨年3月に別れており、現在は映画『ザ・パークス・オブ・ビーイング・ア・ウォールフラワー(原題) / the Perks of Being a Wallflower』で共演をしたジョニー・シモンズと交際を始めたらしい。21歳ですっかり大人になったエマにとって10年前のトムへの恋心は遠い昔の淡い思い出なのだとか。