●1997年に、恋人のドディ・アルファイド氏とともに事故死したダイアナ元英国皇太子妃の死の直前を描く映画の撮影が開始されています。
監督は、ドイツ出身のクリストフ・シュリンゲンズィーフ監督。ダイアナ役はドイツ人俳優のジェニー・エルヴァーズが演じている。シュリンゲンズィーフ監督はすでに数ショットをパリで撮影しており、公開はダイアナの10回忌となる来年の8月となる予定。
今年の第63回ベネチア国際映画祭（9月9日に閉幕）で最優秀男優賞にベン・アフレックがアレン・コールター監督「ハリウッドランド」で、1950年代のTVドラマ「スーパーマンの冒険」に主演した俳優、ジョージ・リーブスの苦悩を演じ、見事受賞に輝いたことを以前ご紹介されましたが、最優秀女優賞は「クイーン」にてエリザベス2世を演じたヘレン・ミレンが受賞しました。本作は、ダイアナ元皇太子妃の死の直後、混乱するロイヤル・ファミリーとエリザベス2世の姿を描いたもので、脚本賞も受賞。
Diana in her way to the Jonikal, Al-Fayed's yacht. 1997
●有名宝飾店レポシが2006年12月12日日、ダイアナ元英皇太子とと英高級百貨店ハロッズの所有者の息子のドディ・アルファイド氏が1997年8月にパリで死亡した件に関連して、2人は死亡した8月に、一緒に婚約指輪を選んでいたとする声明を発表しました。
同店がこのことを公表するのは初めてのことで、レポシは、これまでは弁護士の助言で公表を控えていたそうですが、アルファイド氏は別の女性のために指輪を買ったのではとする多くの記事が出ており、これを打ち消すために事実を公にしたとしています。
レポシによると、97年の8月にアルファイド氏とダイアナさんはモナコのモンテカルロのレポシの店に来て、指輪を選んだ。アルファイド氏が遅くとも同月の30日までに指輪を受け取りたいと語り、通常はその時期は休むにもかかわらず、指輪のサイズ直しを急いだそうです。
そして2人が死亡する数時間前、8月30日に、アルファイド氏がパリのバンドーム広場にあるレポシの店に来て、指輪を受け取っているそうで、レポシはその証拠として、30日付の受領書やビデオが残っていると述べています。
2人は1997年8月31日朝4時、パパラッチから逃れる途中に乗っていた車がフランスのトンネル衝突し、亡くなっています。
