インフラノイズのケーブル 「リベラメンテ」で聞く! ① | 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2

インフラノイズのケーブル 「リベラメンテ」で聞く! ①

ちょっと前の記事に書いたインフラノイズの新ケーブル「リベラメンテ」。だいぶ前に注文しておいたのだけど、なんだか人気爆発みたいで、やっとあたしのもとに届いた(ぷんぷん)。


で、箱を開けてみると、もうこれがいつものインフラなんで笑っちゃう。見ただけの第一印象は、あ~これはあんまり期待できんだろ~(笑)てなもんでした。


さて、夏になって今うちのメインシステムはお休み中で、ちょいと前にご紹介したB&WのチビSPで結構満足して聞いているのでありました。


さて、リベラメンテ、けちって1セットしか購入しなかったので、一か所しか交換できんぞ! マランツのプリ(プリメインのプリ部だけど使用)とメイン(バイアンプ)間に使ってみることにした。
西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
(真中のディープブルーのケーブルがリベラメンテ)


この状態で3~4日間、鳴らしこんでみた。



いろんなケーブルを使ってきたけれど、これだけ倍音というか、音というか響の構造というかが手に取るように聞こえるものは初めてかな、、、




今、ジョン・ティラーのピアノトリオを聞いていて、前のケーブル(プリ・メイン間はシャーク・ワイヤーを使用していた)とリベラメンテの比較することができた。



西野和馬のオーディオ西方浄土パート2


少なくともピアノトリオについては、リベラメンテの圧勝! なにしろピアノの倍音が豊か、、、和音の構成が緻密に美しく聞いてとれる、ひとつひとつの音がきちんと聞こえて=音のフォーカスがぴちっとあっている=そいつらが、それぞれに自己主張しながら溶け合う様を想像してほしい。


ジョンが、曲の最後に打鍵した音の余韻が(滞空時間と言ってもいいのか)他のケーブルよりもうんと多い、、


他のケーブルでは「ウ~ン」で終わるとするなら。


リベラメンテは 「ぅウわ~~~んんっっ」という感じで終わる。


ここは本当に全く違う、、


さらに面白いのは、リベラメンテに交換すると、音全体というかのか、音場全体が澄み切って、清浄になったような感じがする。SNが良いというのでもなくて、

無音の状態でも、磨き抜かれたような感じとでも言うのか、、


リベラメントに比べれば、他のケーブルには、どこかモヤつきというか、カスミというか、そんなものがどこかに残っているような感じだ、、リベラメンテは不思議なケーブルだ!


音楽が音楽らしく聞こえると言えばいいのか。ホールとか生で聞いている感じにちょっと近いのかもしれない。


ベースの音もぐっとフォーカスがあって、エネルギーも増加している!


しかも聞き進んでいくうちのい、音場全体が縦横にぐっと広がっているように感じる。


上の印象はCDPだけじゃなくて、FM放送を聞いたときも変わらない。もちろん、プリ・メイン間に使っているから、そうなのだろうけど、、


あたしの手元にあるケーブルの中で、少なくともピアノトリオ(現代録音のもの)の再生では、リベラメントの音が最も気にいった。すばらしい!