どーも、フロアコーティングシリーズ3回目です(・∀・)
 
コート剤がアルコール溶剤なので、毎日練習していると手が荒れてきました。本番環境ではビニール手袋をはめてやろうと思います。
 
さて、販売元からサンプルが到着しないと、塗りに関して、現在の自分のレベルが分らないので、その間にコーナー部分の練習をしておきたいと思います。
 
ホームセンターで購入した巾木を付けて、コーナー用のテスト環境を作ってみました。巾木は実際と違いますが、床板は一度も塗布していないi-cubeの純正品です。
 
舞台裏は寒々しいものです。ビス7本で固定してあるハリボテです(・∀・)
 
真ん中を区切り、コーナーを2箇所設け、巾木に養生テープを付けた場合と、そうでない場合の巾木の汚れを確認してみます。家中の巾木に養生テープを付けるのは面倒ですからね。
 
本番ではここには壁があるという事を想定しながら養生作業をしてみると、結構大変だという事がわかりました。プロもこの取り回しのしやすい細い養生テープを使うようですね。
 
さて、塗ってから3時間経過しました。
 
巾木なしで塗った方です。写真ではわからないと思いますが、板を持ち上げて斜めから見るとオイルが付いたようにテカテカしています。青い点は付着した塗料の形を表したものです。
 
床板を持って斜めから見てやっとわかる程度です。うう、正直こんなの誰も気が付かないと言えなくもないですが、新築の場合は養生の手を抜くのは勇気が要りますよね。
 
あと、どこまで真面目にやるか次第ですが、本当に真っ直ぐにテープを貼るのは難しいので、結局は下の方には少し隙間が出来てしまい多少なりともコート剤は付いてしまいます。
 
巾木にコート剤がベッタリつかない程度に養生という感覚でよいと思います。気を付けて施工すれば養生なしても行けそうですが、コート剤をひっくり返してこぼしたらアウトですしね。
  
さて、コーナー部分のゴミ噛みおよび刷毛目の具合です。塗りの起点となるコーナー部なので、塗料が溜まりやすく刷毛目が通常の部分より目立ってしまいます。
 
こちらは薄く塗った方です。赤い丸のゴミ噛みは少ないです。塗料が溜まるコーナー部は横に布で拭いてから縦に拭いてますから、すり傷のように縦の刷毛目が見えます。
 
こちらは厚く塗ったほうです。横向きの刷毛目が見えます。光沢と同時にゴミ噛みが増えて、空気が入って気泡のように白っぽく見える箇所が増えました。写真だと分からないですね。
 
後で端の部分をぼかす練習をしましたが、これは力を抜いて軽く布でふくと目立たなくなりました。見た事ないですが、リアル環境でのプロの施工レベルってどんなもんなんでしょうね。
 
メラニンスポンジでの塗布はスポンジがコート剤を多く保持できないのですが、布で塗るようになってからは布がコート剤を保持できるため、塗膜量のコントロールが簡単になりました。
 
それでは、現状の輝き具合をみてみましょう。写真は同じ時間帯に同じ場所で取ってます。
 
まず、i-cube純正の無コーティングの床板です。ぼんやりとしていて照明は映り込みません。
 
コーナーテスト環境の薄塗り一回の箇所です。照明が映ってます。
 
厚塗り一回です。やはり一番、照明が映り込んでます。
 
厚塗りは単純に塗るだけだと、ゴミ噛みが大量発生するため、布で沢山の塗料を延ばしてから表面を撫でるように拭いてます。ただ、特に薄塗も厚塗りも施工の手間は変わりません。
 
ただ、厚塗りはゴミ嚙みから逃げれないため、施工方法は、もう少し薄く塗るか薄塗りした後に塗装が乾いたら、乾いた布で磨いてさらに薄塗りするかの二択ではないかと思ってます。
 
塗りに関してはプロは下塗りしてからトップコートを塗ってます。ただ、材料費が上がったとしても下塗り工程の勉強が面倒なので、必要ならトップコートを下塗り剤にしようと思います。
 
各部屋を順番に施工していけば、軽歩行できるまで(3時間)ずっと待っている必要はないと思いますし、二回目は長靴等を履いて施工すれば、足跡も消せるでしょう。
 
販売元からのサンプル材はゴミのほぼない塗装ルームで塗ったものだと思いますから、ゴミ噛みはほとんどないと思いますが、光り具合を比較したいと思います。
 
さて、完全に乾いた後に日射に暫く当てて紫外線を浴びせてから、強度や防汚等の効果測定をして、最終的にコーティングをDIYでやるか判断しようと思います。
 
確かに、i-cubeの床材のままよりも、滑り難くなるのは間違いないと思いますが、ハードコーティングなので一旦硬化したら剥離するのが困難ですから、素人には一回勝負ですよ。
 
今回テストしているビアンコートにはUV対策品と普通品があります。一条工務店の窓はUVカットが94%?ですから、やるなら安価なUVなしで施工しようと思います。
 
また、艶アリと艶ナシタイプがあり、今回のテストは艶アリです。ムラが目立たないように艶ナシという選択肢もありますが、ムラを施工中に早期発見したければ艶アリも良いでしょう。
 
恐らく、100m2の家までなら、コート剤(2L)と希釈用のブタノール(500ml)で足りると想定され、総コストは5万円程度ですから、効果があるならやってもいいかなと思ってます。
 
床がピカピカになるとなんか嬉しくなってきます。もっと、表面が綺麗にならないかと日夜考えてしまいます。これがオサレというものの感覚なのでしょうか。
 
オサレは一日にしてならずの巻でした(*^ー^)ノ