さて、今日は子育てコーチングのお話です。




よくね、


「うちの子はもう5年生だから、コーチングを始めるのは遅いですよね。


もっと早く出会っていればよかったです。」


なんて、お声をいただきます。




ちょーっと待った~!!


全然、遅くないですよ~音譜


だって、私がコーチングに出会ったのって、


社会人になってからですもん(笑)




そもそも、コーチングが日本に入ってきたのが、


10数年前なのですから、


今、バリバリコーチな方だって、


子どもの頃にコーチングを受けたことがある方なんて、


いないのではないでしょうか。




コーチングは、コーチからの質問をうけて、


自分で考えるプロセスの繰り返しなので、


脳が正常にはたらいているのであれば、


いつからでも始められるのでは?と思っています。






反対に、


「うちの子はまだ小さくって・・・。


だから、コーチングはまだ早いですよね?」


というお声もいただきます。




これについては、自分自身の体験に基づいて、


「2歳から、コーチング的関わり方ができますよ音譜


と、お伝えしています。




なぜ、2歳なのかというと、


個人差はありますが、この頃になると、


少しずつですが、言葉でコミュニケーションをとることができるようになってくるからです。




なので、我が家の花ちゃんと風くんも、


この頃からずっと、コーチング的関わり方をしてきています。






では、どのように関わっていくかというと、


まずは基本の「傾聴」や「承認」から。


(これは2歳以前でも使えますよねグッド!


次にくるのが「質問」。




そして、お母さん!


”子どもだから、聞いてもわからない”という思い込みを、


まずは捨ててみてくださいね。




といっても、まだ2歳。


難しい質問には答えられません。




じゃあ、どのように質問したらいいのか?




まずは、質問には種類があることを覚えてください。




質問には、


「YES」か「NO」で答えられる限定質問と


答えに幅がある拡大質問があります。




「おさんぽ、いく?いかない?」


というような、二者択一の質問をするのです。




これなら、2歳児でも答えられます。




「おさんぽ、どこいきたい?」


というような質問だと、語彙が足りなかったり、


考えがまとまりにくかったりで、


上手くいかないこともあります。




もちろん、段階があるので、


これはいけそうだ!と思ったら、


限定質問から徐々に拡大質問に変えていくのもアリです。




よくね、お子さんが幼稚園くらいになると、


「うちの子、幼稚園であったことを聞いても、


『わからん』とか『別に』とかいって、答えてくれないんです・・・」


と、おっしゃる方がいます。




そういう方には、どんな質問をされているのか聞いてみると、


大概の場合、


「今日は幼稚園、どうだった?」


「今日は幼稚園で何したの?」


というような拡大質問のことが多いです。




「今日、会社どうだった?」


と聞かれたら、


「別に・・・」


と答えたくなりませんか?(笑)




答えようとしても、なんて答えていいかよくわからない。


だから、返事が「わからん」とか「別に」になってしまうんです。




「今日は幼稚園、楽しかった?」


「今日は、お外で遊んだの?」


だったら、スムーズに答えてくれるのではないでしょうか。



一度ためしてみてくださいね。