地盤調査の方法! | 無垢材で造る癒しの空間『越生ん家』~埼玉県・ZEH~

無垢材で造る癒しの空間『越生ん家』~埼玉県・ZEH~

地場産の木材で造る『越生ん家』を御提案している『オオノ建築設計室』の社長が家造りの事を綴っています。弊社は、打合せ・設計・現場監理全て社長が担当し、ワンストップの家造りが『こだわり』。省エネは勿論、家造りと家具を同時に御提案してます。

住宅の地盤調査法で一般的なのは、スウェーデンサウンディング試験(SS試験)。


地盤改良工事判定率70%と言われてます。



弊社でも一度採用した事があるのが、表面波探査試験


    建築家と造る『桧造りの家』

起振機で地面に振動を与えて検出器で表面波の伝わる伝播状況と速度を解析して地盤の調査を行う方法。


地盤改良工事判定率約30%と言われてます。




SS試験の場合、スクリューの先端に加わる荷重は(100kgの荷重を与えた場合)約120トン/㎡。


一般の木造2階建ての荷重は、約2トン/㎡。


約60倍もの荷重をかけて調査している事になります。






SS試験で『改良』になり、表面波探査試験で『改良なし』と判定される事も多いようです。


弊社でも、地盤改良と判定された場合はお施主様ご負担をお願いしております(弊社の分譲地を御購入頂いた方は除きます)。


改良工事の負担も大きいので、SS試験後に表面波探査試験を採用するケースも増えていると聞きます。




単純に工事費だけで判断するのではなく、周辺状況を把握したうえで慎重な判断が必要。


地盤のデータは、ボーリング試験でも行わないと目には見えないので、地元の業者さん等に聞いて以前の土地の利用形態だとか聞いてみたりするのも良いかもしれませんよ。


地元以外の業者が開発している分譲地等は特に必要ですよ!