私も娘も初めてのカナダで緊張と楽しみでドキドキ
しつつバンクーバーに降り立ちました。
空港で先ず入国審査までに約1時間、ビザ申請に約2
時間待つという洗礼を受けて、日本との違いを感じ
た瞬間でした。
その際もホストファミリーは待っていてくれている
のか、出たらいないのではないかと不安がよぎり、
慌てて中野さんに電話で入国していることを連絡し、
ホストファミリーに連絡して頂きました。
しかし、日本と違い時間にルーズであるとしても
さすがに3時間は…待てないだろうと思いつつ、ビザ
申請を終えた娘を捕まえて出口に猛ダッシュしました。
娘の名前を掲げて優しく微笑んで待っていたホスト
ファーザーが目に入った時、本当に感動しました。
これだけ待たせたというのに、「No problem」と
私たちに向けて下さった笑顔は忘れられません。

家に到着してからは、本当の家族として受け入れて
くださり、冷蔵庫の中の物も好きに飲んでたべて…
当たり前のことですが、やはりオープンだなあと
感じました。
夜は私たちもリビングでファミリーとのんびりさ
せてもらい、私たちの緊張をほぐしてくれるよう
でした。
たどたどしい私達の英語も一生懸命理解しようと
身体を乗り出して聞いてくれました。
日曜日には教会に連れて行ってもらい、そこでも
カルチャーショックを受けました。
参列している方々が私達にハイタッチ!!
賛美歌もギターとドラムでノリノリで!!
説教は早口過ぎて理解出来ませんでしたが、周り
の人々は笑まくって!!
何だ?教会は楽しく明るいのか?と何だかそこに
いるだけで楽しい気持ちになれました。
日本での生活とは違い、娘もこれから非常に厳しい
状況に立たされることと思いますが、暖かいホスト
ファミリーの中で乗り越えていくことと思います。
何でも出来る日本から、伝えたい事をなかなか伝え
ることが出来ないもどかしい生活に変わり、娘が
どのように成長していくのか楽しみで仕方ありま
せん。

早いうちから厳しい経験をすることは彼女にとって、
とても良い事だと思います。
他人と生活し、言葉のわからない中での生活を辛い
と思わず、とにかく楽しんでもらいたいと思います。

私と私の娘を受け入れて下さったバーガスファミリー
に感謝いたします。

- 河内留津子-

今後の留学生活が安全に守られ祝福されますように!
祈りつつ