日本の原発は世界最強のマシン 輸出して稼ぐべきとの大前研一氏の考えに大反対!! | 内部被曝、放射能問題、原発事故、地震、津波についての情報ブログ

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日本の原発は世界最強のマシン 輸出して稼ぐべきとの大前研一氏の考えに大反対!!

(19日 07:00)NEWSポストセブンからの引用

大前研一氏は、福島第一原発事故の起きた日本では、もう新たな原発は建設できないだろうと予測する。

既存の原子炉の延命も今後は難しいので、寿命が来る30年後に日本の原発はゼロになると考えねばならない。

では、どうするか。以下は、大前氏の解説である。

「脱・原発」に向かう日本が他の国に輸出することを倫理的に批判する意見もあるようだが、私は大いに輸出すればよいと思う。

なぜなら、日本で原発が存続・新設できなくなるのは国民に受け入れられなくなったからであり、商品としておかしいわけではないからだ。

それどころか、日本の原発が世界最強のマシンであることは間違いない。

しかも、今回の過酷事故を経験したことで、いっそう安全性が高まる。その経験を含めて他の国々が必要とするのであれば、輸出するのは全くかまわないと思う。

永世中立国のスイスが世界有数の武器輸出国になっているのと同様に、日本が「脱・原発」に向かうことと原発を輸出することは別の話である。

そこのところは国益にかなうビジネスと割り切って、国営原子力会社には多大な犠牲を払った福島第一原発事故の苦い経験を生かし、輸出で稼いでもらいたい。

※週刊ポスト2011年11月25日号

ここからは、持論のコーナーです。

小さな地震でぶっこわれることが既に証明されている原発を、日本の原発が世界最強のマシンであると思い込んで、輸出してしまえばよいと考える大前研一氏の考えには大反対です。

新潟の柏崎刈羽原発は、新潟中越地震で、破滅的打撃を受けて、巨大地震でもない小さな地震でぶっこわれた。

福島第一原発にしても、東京電力は大津波のせいにしているが、かなり怪しい。大津波が来る前に既に、地震で配管損傷などの重大事故が発生していたと指摘する専門家の意見もある。

地震大国日本で、これまで原発で大事故が起きなかったのたまたまである。これだけ地震が多発する日本に、そもそも原発を作ること事態が間違っていたのではないだろうか?!

日本列島は、淡路阪神大震災から地震の活動期に入ったと言われている。日本で原発が稼動し始めてから、しばらくは地震の平穏期で、地震のために原発事故は起きなかったが、これからは事情が違う。

次の地震でぶっこわれる原発はどこなのか?!まさに、ロシアンルーレットをやっているような状態が今なのです。

次に原発はぶっこわれ、放射能漏れの大事故が起きたら、日本は最後になるかもしれない。もう二度と安心して人が住めなくなるはずです。

地震で簡単にぶっこわれるこんながらくた機械の塊の原発を輸出したらいいと無責任な発言をする大前研一氏の常識を疑いたい。

間違いなく倫理感がなく、経済優先の身勝手、無責任極まりない考えに、はっきりNOを突き付けたい。

アジアの諸国に原発を建設する動きが、福島原発事故が起きてもまだ強く、原発推進を奨めているが、原発の危険性を認識せずに、経済や利益優先する甘い考えに懸念している。

日本がこれだけの原発事故を起こしても、原発の輸出をこれからも続けることは、倫理的にも、人道的にも許される訳がない。

まともな思考能力を有する人なら、大前研一氏が原発輸出を推奨することは、全くおかしい考えであるとわかるはずです。

これからも、おかしなことを発言している著名人や政治家などがいたら、はっきり指摘していきたい。

それでもまだビジネスと割り切って、原発を輸出しようとする日本人をあなたはどう思いますか?!

あなたは悪魔に魂を売り渡すことができますか?!

生命身体の安全、安心が何よりも幸せで平安な生活が営むことができる基礎です。

原発はその基礎を土台から破壊するものです。日本だけでなく、世界中が脱原発に向かうべきです。

日本だけが脱原発を目指していて駄目である。世界中が脱原発を実現してこそ、世界中の人の生命身体の安全、安心が実現し、幸せで平安な世界に近付くと思う。

原発は、世界中にいらない。