昨日、ガラケー、スマホの世代別利用率の調査結果がニュースになっていました。これによると50代でも過半数、60代以上でも1/3がスマホを利用しているとのこと。


その内の7割以上がネット・SNSに利用している(便利だからね)わけで、街の電器屋さんでも「ウチのお客様は高齢者ばかりだからネットは関係ない」とは言えなくなってきましたよね。

頭の中でイメージする「高齢者」に捉われると、お客様であるはずの今の高齢者の実態が見えなくなってしまいます。10年前の50代が60代になったからと言って、携帯電話やパソコンを手放して縁側でお茶をすすり始めるわけではないですよね。

■「ウチは高齢者がお客様だから」が現状から目を逸らす言い訳になっていませんか?
私もあなたもお客様も日々年を取ります。20年前自分たちが見ていた高齢者の行動を今のお年寄りは取りませんし、20年前の自分たちのような行動を今の若者たちがしないのは当然のことです。

若者の〇〇離れが進んだり、お年寄りがネットで商品を購入しようとすることに文句言っても意味が無いんです。自分たちもやってみて、その行動を体験してみればいいことです。

やってみればネット販売よりも、人と人との交流にとても有効なツールと分かります。ブログやSNSに取り組んでいるお店さんは既にお気付きですよね。

■お困りのお客様が居たとして、それを解決できる私がいるのに、見つけられず苦労されているとしたら?
要は人がお店を探したり、人と交流する手段が電話からメール、SNSと拡がっているんです。その方が便利だから。

だから電話帳に載せているだけでは、電気のことでお困りなのにネットで探そうとして、目と鼻の先にあなたのお店があるのに、見付けられないという笑い話のようなことが起こります。

スマホの普及はそういう行動を取ろうとする人が今後もっと増えるということです。

「私が確実に解決できることでお困りの方が居て」
「すぐ近くにそれを解決できる私がいる」
「なのに、見つけられず苦労されている」

こういうお客様が増えているとしたら?

居てもたってもいられなくなりますよね。

特にブログやSNSでお客様に知られようとすれば、1日2日で出来るようなものではなくある程度の手間と時間を投入する必要があります。

まだ60代の2/3は利用者では無いので、遅すぎるということはありません。だけど普及しつくしてから慌てるのではなく、今のうちからやって行きたいですよね。

それでは今日も良い1日を☆

この記事を書いた人:メオマサユキ

meomasa地域電器店専門の販促・経営アドバイザー。
1972年大阪生まれ。大学卒業後、会計事務所に約12年勤務。2009年より町の電器屋さん「アトム電器」を展開する㈱アトムチェーン本部に勤務。 2012年より始めたご加盟の電器店さんとの個別経営面談会もおかげさまで200件を越えました♪(プロフィール