このブログは書いてるボク自身が扱う商品=情報なので、ついブログやSNSの話に偏りますが、「ブログさえ・SNSさえやっておけば」大丈夫なんて言うつもりはありません。全部読まずにそう受け取ってしまう方もいるので改めて書いてみました。

やはり全ては店舗やお客様宅での直接の関わりがあってこそです。

とは言えかつては商品を並べてチラシを打てば買って頂けたものが、ニュースレター、あるいはネットでの情報発信まで広がり、正直何から手を付ければいいの?という方もいますよね。

自分はニュースレターもブログもやってない。あるいはSNSはやっているけど、それ以外はまだまだ。

あらゆることに取り組んでいる人は確かに素晴らしい。出来てない自分は、と焦ったり、気後れしたりする気持ちはボクもあります。

先日のアトム電器さん向けセミナーでは、そんなことについても話をしました。

■出来ていないことに焦るより、出来ていることを自分が評価してあげよう
セミナーの中でお話ししたのは出来ていることと、出来ていないことの整理。

これはボクなりにアナログとWEBでのお客様と関わるツールをまとめたものですが、

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これを見るとやることが山ほどあって、何から手を付ければ良いか分からなくなりますよね。やっていないことは苦手意識があるものも多いですし。

今まではこれをただの整理表として出していたんですが、今回はこの表を出来ていること・いないことの把握に使ってみれば、という提案をしました。どういうことかというと、例えばこれをアトム電器豊岡南店さんがされていることに当てはめてみます。

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こうして見ると豊岡南店さんは一番大切な①拠点(店舗)を中心とした活動(接客・展示・訪問・技術)と②ニュースレター・個展イベントを中心としたアナログ交流、③WEB拠点としてのブログ。この3点に特に力を入れておられます。

あとは最近始めたFacebookページがあります。どちらかと言うと新規集客のツールには手を出せていない感じです。

一方で①②③が丁寧、強力なので口コミ・紹介が生まれやすく、そこからのご新規客を迎え入れるための店舗紹介チラシを充実させて、補っておられる訳です。

これで今、経営が順調なので焦る必要はないんですよね。

更に出来ていない部分は将来ののりしろだったり、奥様の子育てがひと段落ついて更に手伝って頂けるようになったら役割分担すること、と位置づけできますよね。

こうやってまず出来ていることを把握すること。出来ていないことを将来の楽しみと捉えること。こういうワークをやってみました。

ボクを含め世間には日々様々な情報が発信されています。それらを全部真に受けていると身が持ちませんし、逆に「自分は訪問はがんばってるのに」と反発したくなったりします。

そんな気持ちになる必要は無く、まず出来ている自分を自分がちゃんと評価してあげるんです。だって誰も褒めてくれないから(笑)

その上で未来の希望を描く。

考え方としてそれが健全であるし、続けられるやり方だと思うんですよね。

ですので、まずは出来ていることの整理。今ちょっと立ち止まっている人は試してみてくださいね。

それではきょうも良い1日を☆

この記事を書いた人:メオマサユキ

meomasa地域電器店専門の販促・経営アドバイザー。
1972年大阪生まれ。大学卒業後、会計事務所に約12年勤務。2009年より町の電器屋さん「アトム電器」を展開する㈱アトムチェーン本部に勤務。 2012年より始めたご加盟の電器店さんとの個別経営面談会もおかげさまで240件を越えました♪(プロフィール
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1月17日。

阪神淡路大震災から22年目の朝。

あの時は小雪舞う中、炊き出しに並ぶ被災者の列がテレビに映されていました。

ボクはそれを学生時代を送っていた四国の下宿で見ていました。

13年前、新潟県中越地震が発生したのは10月下旬。6年前の東日本大震災は3月。

何故か寒かった日の印象と共にあります。

22年経ってもそういう感覚は覚えて居るものですね。

防災の日は9月1日。

90年以上前の関東大震災を教訓に制定された日ですが、ボク達の世代にとって防災はこの季節に高まるものになって変わって来ているのかも知れません。

生活者としてはそういう意識は常時持っておきたいですが、呼びかける側としてはそんな人々の機微を察知して情報を届けたいもの。

この時期に今一度、安全確認を呼びかけるのも地域店の役割かも知れませんね。

それでは今日も良い1日を☆

この記事を書いた人:メオマサユキ

meomasa地域電器店専門の販促・経営アドバイザー。
1972年大阪生まれ。大学卒業後、会計事務所に約12年勤務。2009年より町の電器屋さん「アトム電器」を展開する㈱アトムチェーン本部に勤務。 2012年より始めたご加盟の電器店さんとの個別経営面談会もおかげさまで240件を越えました♪(プロフィール
先日11日のアトム電器セミナー。もう一人のゲスト講師がアトム電器寒川店の井出さんでした。

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セミナー開始前の3ショット

井出さんは街の電器屋さんの3代目。この春無事に店を継ぐ予定ですが、2年前に事業承継に向けてボクと面談した時はお父様から顧客を渡す話が一向に出ず、どのように店を継ぐべきか悩んでいました。

そこからの2年を経てお客様にもお父様にも認められるに至るんですが、その過程が電器店の後継ぎをされようとする方に共通するものが詰まっていると思うんですね。

実は昨秋東京でも話してもらったんですが、大阪でも話してもらうことになりました。

■電器屋さんの親子間承継に共通する悩み
ボクが井出さんに話して貰いたいと思ったのは、ボクが関わる電器屋さん達でも跡取り息子がいながら事業承継に手詰まり感が出てしまうお店が多いから。

今いる顧客を継がせようと息子は社長のサポートに回る、その間のお給料が低い状態が何年も続き、互いに不満を抱えるようなパターンを沢山見て来たからです。

ボクが出会っただけでも数店あるのなら、困っているお店は業界的にも多いかも知れない、と考えたのでした。

■「自分のお客様」が出来ると、父のお客様への見方が変わる
井出さんの場合は、

・自分(社長)の顧客は継がせない
・既存顧客から上げた売上はお店に入れなさい
・店はいずれ継ぎなさい

と禅問答のような話に戸惑われていました。

その時にボクはお父様の言葉にも一理ある、と思ったんですね。井出さんのことを否定しないように、これは自分のお客様づくりに取り組むチャンスじゃないか?という言い方をしたと思います。

それで腑に落ちたようで早速、業務時間外に客づくりをする、との計画でお父様の了承を取り付けたようでした。

■「継ぐ」と「引き受ける」の違い
それからの2年で井出さんがされたのはとてもシンプルなこと。

自店の近隣1500世帯に絞り、ご用聞きチラシ+自己紹介チラシのセットを毎月1000~1500世帯に手配りし続けました。あまり力を入れ過ぎず、犬の散歩がてらが良かったようです。

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このやり方が人懐っこい井出さんの性格に合ったのもあると思いますが結果、自身のお客様の純増が400世帯(うち6割ほどがリピーター)となりました。実に近隣世帯1/4強のシェアです。

井出さんのお話しで多くの参加者が頷いたのは、

自分のお客様が沢山出来てみると、親のお客様ともフランクで自然体でお付き合いできる。
今までは「継がせて頂きます」と構えていましたけど、今は「その時が来れば引き受けますね」という気持ち

「継ごう・継がせよう」で立ち止まっていては分からないことなんですよね。

「自分で自分のお客様をつくる人」が地域店の経営者。2代目でも3代目でも常に意識は創業者であるべき。

これはボクの言葉ではなく松下商学院など、この業界では言い古されていることですが、いざ当事者になると見失ってしまうのかも知れません。

親子間での承継に悩んでいる人には、ひとすじの光が見えたという感想も届いています。

継ぐ前にまず、自分の客づくりを。行動のヒントを求めて集まった人はとても勇気が出る話が聞けたのでした。

井出さん、ありがとうございましたー!

それでは今日も良い1日を☆

この記事を書いた人:メオマサユキ

meomasa地域電器店専門の販促・経営アドバイザー。
1972年大阪生まれ。大学卒業後、会計事務所に約12年勤務。2009年より町の電器屋さん「アトム電器」を展開する㈱アトムチェーン本部に勤務。 2012年より始めたご加盟の電器店さんとの個別経営面談会もおかげさまで240件を越えました♪(プロフィール