お盆明け。今日からお仕事の方も多いでしょうね。お休みされた方はしっかり充電できたでしょうか?

我が家もあまり遠出せず、実家に帰ったり友人家族に会ったりしていました。

いつも作ってもらっているので、お休み最終日の昨日は自分が夕食を作ろうと買い出しに。

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(写真はイメージです)

とあるスーパーに入ったら、まだ客が少ない時間帯なので店頭で呼び出しをやっていました。

「いらっしゃいませ~いらっしゃいませ~」

『違うやろ!何回言ったら・・・!』

客前で叱りつけられている人を見るこの感じ、苦手やなぁ。

お客様の前で部下を叱ることを「お店からお客様を遠ざける妙手」と言ったのは松下幸之助氏ですが、叱りつけられている人を見て気分がいい人は居ないですよね。

普段だとこういうお店は敬遠するのですが、その叱っていた上司の人が慌ただしく店内に入って来たので、通路を空けてあげると、

「あっ。ありがとうございます!慌てていて失礼しました。」

上司にも余裕が足りて無いんかな・・・感情移入するところもあって、結局そのお店で買いました。

■「良い感じ=あそこから買いたいお店」にあるもの
客前でいい接客をしなさい!と叱って、いい接客が出来たお店を見たことがありません。逆に福が逃げそうですよね。

リーダーほど責任がある分真剣にもなるし、経験がある分部下の粗も見えやすい。それに叱るなら間を置かない方が良い。それは分かります。

その上司のピリピリした空気は部下に伝染し、それはお客様も感じ取ります。そんな緊張を強いられながらお買い物したい人は殆ど居ません。

だからこそ意識して楽天的に構えた方がいいですよね。接客が足りてなくても死ぬわけじゃない、くらいの気持ちで。

緩やかに構えて幅広く対処して行こう、という態度。上司がこれを見せてくれると、部下も落ち着きます。感じのいいお店だな、と思えるお店にはこの落ち着きがあるんですよね。

楽天的に構えることと真剣味が足りないことは別のことです。

真剣であっても深刻にならない。

それが良い感じを醸し出す秘訣かも知れませんね。

休み明けは仕事が立て込みますが、緩やかに構えて行きましょう。

それでは今日も良い1日を☆

この記事を書いた人:メオマサユキ

meomasa地域電器店専門の販促・経営アドバイザー。
1972年大阪生まれ。大学卒業後、会計事務所に約12年勤務。2009年より町の電器屋さん「アトム電器」を展開する㈱アトムチェーン本部に勤務。 2012年より始めたご加盟の電器店さんとの個別経営面談会もおかげさまで200件を越えました♪(プロフィール