先日、こんな記事を書きました。

業界がエアコンで売り売りになっている時ほど「エアコンに頼らなくても暑さをしのげる」情報もお伝え出来ると提案の幅が広がりますよね、ってお話し。

夏場のエアコンに代表されるように一斉に売れ始める商品ってありますよね。

その需要にお応えすることは大事なんですがまちのでんきやさんの場合、業界全体が一斉にそちらを向いている時ほど逆を見るクセを付けた方がいいですよね。

■需要が無いところに「お役立ち」が潜んでいる
今シーズンは特にエアコンの需要がないお客様。例えば昨年買い換えされたばかり。或いは普段あまりエアコンを使われる習慣の無い方。

こちらが忙しくなるとつい後回しになりがちです。

でも前者なら調子を伺ってみればメーカー保証切れ前に不具合を発見出来ることもありますし、後者でもその生活で体調を崩されるなどしていたら、改めて商品の提案等のお話しが出来ることもあります。

その時はたとえご提案につながらなくても「保証切れ前に様子を見に来てくれた」「体調を気遣ってくれた」ということが大切で、それがお店の印象になって行くんですよね。

■モノではなく人に興味を
ボク達は地域のお客様と何年にもわたってお付き合いして行く商売。一度限りの関係じゃないからこそ、ただモノが売れればいいという態度は取れません。

分かっていても忙しくなると、つい後手を踏んじゃいますよね。

だから一斉に同じモノが売れ出している時ほど、あえて逆も見る。

この意識の積み重ねがバカに出来ないんじゃないかな?

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モノが売れる裏側にその人その人の人生があるはずだからね。

ボク達は結果としてモノが売れる商売だけど、その一つ一つのシーンがお客様の人生と結びついています。

モノではなく人に興味を。

忙しくなりがちな時ほど、意識して行きましょうね~。

それでは今日も良い1日を☆

この記事を書いた人:メオマサユキ

meomasa地域電器店専門の販促・経営アドバイザー。
1972年大阪生まれ。大学卒業後、会計事務所に約12年勤務。2009年より町の電器屋さん「アトム電器」を展開する㈱アトムチェーン本部に勤務。 2012年より始めたご加盟の電器店さんとの個別経営面談会もおかげさまで200件を越えました♪(プロフィール