昨日、これからはブログやSNSを使った販促が不可欠になる、というセミナーに参加して来たことを記事にしました。

街の電器屋さんの場合、こういう記事を書くと必ず、表題のような反論を頂戴します。

そうですね。あなたが3年以内に引退して店も閉めてしまうつもりならその通りです。だから今日のブログはここでおしまいです。ここまで読んで下さって有難うございました。







■5年10年先も電気店を経営していたい方へ
あ、読んで下さっていましたね(笑)

ではぼちぼちと進めてみます。

まず、このグラフを見て下さい。

総務省統計

これは総務省の情報通信白書にある、世代別のインターネット利用率。平成24年と25年の比較なのでちょっと古いデータですね。

見て頂きたいのは60~64歳の方で普及率7割を越えていること。

今現在のお客様がネットと縁の薄い人達でも、この方達が高齢者の仲間入りする5年、10年後。今の高齢者のようにネットと無縁になるでしょうか?

・・・そんなことは無さそうですよね。

「ご年配=ネットとは無縁」というのは今の状況に過ぎなくて、5年もすればガラッと変化する、ってことです。人は一度手にした「便利」は手放しませんから。

例えば先日このブログで、気付いたらSNS繋がりからばかり消費していた、というボク自身のエピソードを紹介しました。

興味深い体験なので、読んでみて下さいね。
  ↓  ↓
「気付いたら知り合いの情報からばかり消費してて驚いた」

これって見方によっては恐ろしいことです。

何故なら記事にあるフォトスタジオさんにSNS繋がりでボクが行けば、今まで行っていたフォトスタジオの売上はその分失われるからです。

消費者のこういう行動がもっと広まったら?

気付いた時にはお客様が隣の電気店の客になっている。でもあなたはSNSをやっていないので、心当たりが全くない。

これはある意味、量販店に顧客を奪われる以上に恐ろしいことかも知れない。そういう未来がもうそこまで来ている、ということです。

■まずはその場に「存在」しよう
そうは言っても何から手を付ければいいか分からない、という方も多いと思います。

だからまずはその場に「存在」してみよう。

最初はボクもそうでした。

たどたどしいブログを書き、恐る恐る他人の投稿にコメントし、ネット上のマナーを覚え、どうにかこうにか今に至っています。

フェイスブックなら、「フェイスブック」と検索して出てくる画面のわずかな情報にまずは登録するだけです。

FB


最初はその場に身を置いて、何が起こっているかその目で確かめればそれで充分です。

一歩踏み出し、その世界に存在してみよう!

そもそも誰もが生まれて来た時はそうだったんですから。

そんな訳でボクもtwitter始めてみました。

ツイート

初心者ですが、よかったらフォローしてみて下さいね(@meomasa_exma)

それでは今日も良い1日を☆

この記事を書いた人:メオマサユキ

meomasa地域電器店専門の販促・経営アドバイザー。
1972年大阪生まれ。大学卒業後、会計事務所に約12年勤務。2009年より町の電器屋さん「アトム電器」を展開する㈱アトムチェーン本部に勤務。
2012年より始めたご加盟の電器店さんとの個別経営面談会もおかげさまで150件を越えました♪(プロフィール