エアコン

今日はお客様向けのブログ。お家のエアコンの修理に来た人は、エンジニアですか?チェンジニアですか?

おはようございます。
町の電器屋さんの販促実践アドバイザー、メオマサユキです。

週間予報に晴れマークばかり目立つようになり、日中はエアコンなしでは厳しくなってきましたね。こんな時にエアコンが故障してしまうと大変。

よくある故障は急に止まってしまうものより、ガスなどが抜けて徐々に冷えが悪くなるものの方が多いようです。

最近はお客様も事前にネットで調べられる方も増えていますから、

「冷えが悪くガス漏れをしているようだから、ガスを入れに来て欲しい」

と具体的な指示で来たりしますね。

ただそうやって来てくれる修理者がエンジニアか、チェンジニアか、これによって結果が変わったりします。

■構造を理解し原因を断つのがエンジニア。チェンジニアは?
この場合のエンジニアとはつまり、電気工事士の資格を持ち、家電や電気の構造を理解して修理工事が出来る人。

彼らはガス漏れという事象からいくつかの想定を元に検査しますから、原因をしっかり特定した上で対処してくれます。ですので再発の心配がほぼありません。

一方、チェンジニアとは予めいくつかの故障や不具合のパターンを頭に入れ、マニュアル通り部品やユニットを交換する人のこと。ガスが減っているからガスを入れる。基板が動かないから基板を交換する、といった具合です。

原因を特定せずに対処療法をやる訳ですね。これだとその時は正常に動いても、1年や2年でまた不具合が出てしまうことが多い。

では何故こういう不安定な修理業者が存在するのかと云うと、単純に工事料金が安価だから。原因特定しなくて良いなら短時間で済みますから、下請として利用する側も使い勝手が良いのです。

お客様もそうしたリスクも織り込み済みで利用される分には良いのですが、そうではない為にトラブルになってから、街の電器屋さんにご相談に見えられる場合もしばしば。

■エンジニアとチェンジニアの見分け方
これは電気工事士の資格を提示してもらってください。併せて他よりも料金が安い場合は、その理由を尋ねてみて下さい。

それで納得出来るなら、依頼されるのもアリ。納得できないなら、遠慮せずにお断りした方がお互いのためです。

電気の故障はただその故障を直せば良い、とは限らないもの。

ましてや中途半端な修理は時に火災など、大切なお客様の命に関わる事故になる危険性すらあります。

エアコンのガス漏れ一つとっても、街の電器屋さんがここまで手間をかけるのはこの為なんですね。

それでは今日も良い1日を☆