おはようございます。
町の電器屋さんの販促実践アドバイザー、メオマサユキです。

先日、このような記事が出ていました。

『エアコン電線「ねじり接続」は危険…発火の恐れ』
(読売新聞(ヨミウリオンライン) 7月20日(月)配信)

少しだけ記事からを抜粋させて頂くと、

エアコンを利用する際、電線の芯同士を直接結びつける「ねじり接続」など不適切な接続をして、火災を引き起こす事例が相次いでいる。(引用ここまで)

製品評価技術基盤機構(NITE)が取扱いに注意を呼び掛けている、という内容でした。

電気って普段当たり前に使っていますが、一つ使い方を誤れば命に関わるシロモノです。記事にもあるように、電気配線は必ず電気工事士の資格を持つプロに依頼して下さい。

■トンデモ配線を日本で一番目にしている人々
これらのトンデモな工事を一番目にするのは、当然電気のプロであるでんきやさんです。

記事内ではその家の方が、自分で電線をつなぐ危険性を指摘していますが、実際それ以上に目にするのは同じ電気に関わる業者のずさんな工事。

ボクとFacebookでつながっている電気屋さんからも報告が上がって来ます。まだエアコンが冷えにくい、とか事故に至る前に未然に防いでいるんですよね。

こうした工事が起こってしまう背景には、下請仕事で経験の少ない者が携わっていたり、そもそも工事の費用や時間を充分に確保させてもらえない、など様々な事情があるようですが、プロとしては情けない話です。

■悪質工事はどこまで晒すべき?
こうした工事を見つけると、同業者として腹も立ちますし、だからこそ確かな技術を持つ自分達に依頼して欲しいとの想いから、

「こんな危険な配線をしている!」

とブログなどに書きたくなるものです。(実際そうしたブログも多々見受けます)

これはこれで必要なことかと思いますが、それ以上に大切なことがあるんです。

■「そこにある危機」を煽るより、見分け方を教えよう!
当然、そうした配線や施工のあったお客様には、その危険性を正しく伝えるべきです。

その当事者さん以外にお伝えしたいのは、その現場を晒す以上に「危険の見分け方」。

冒頭の記事のようにどういう配線が危険を招くのか?

エアコン工事ならしっかり真空乾燥やっているか?それは何をやっていたら真空乾燥しているとお客様でも判断できるのか?

真空引き

悪質な仕事を引き合いにして、危機感を煽っても自店の集客にはあまり繋がらないものです。そういう不の労力使うの勿体ないですしね。

それよりは多くのお客様が良い仕事に出会って頂けるように、判断の仕方・見分け方を教えて自衛に役立てていただく。

そうしたお店は感謝されるし、結果として自分達の仕事の価値を高めることになるんじゃないかな。

それでは今日も良い1日を☆