おはようございます。
町の電器屋さんの販促実践アドバイザー、メオマサユキです。

googleストリートビュー

今やエベレストの景色ですらネット上で見ることが出来る世の中。


そんなのネットで見るんじゃなく、実際に行って体験したことには敵わないよ


そう思いますか?

確かにそうです。

だから「これを見てからここへ行ってみる人」が確実に増えます。

記憶に新しいところでは兵庫県にある「天空の城」竹田城がネットやCMで紹介され、10年前の実に50倍近くの観光客が殺到しました。

『この冬、すでに入場禁止ですが…「天空の城」に過去最多の59万人(産経新聞)』

■「ネット=仮想体験」と考えるのは短絡的
このブログを読むような方には既知のことかも知れませんが、改めて解説すると、

「ネット=仮想体験」⇒「実店舗の自分達には関係ない」ではないんですね。

ネットは確かに仮想体験の場ですが、仮想体験だからこそ「実体験をお試しする場」になるんです。

上記の竹田城の話などはその好例です。

デジタルイン(ネットで出会い)、アナログアウト(実際に出会う)

今やあらゆるところでこれが加速しています。ボクだってこのブログで最初は見ず知らずの方と情報だけの交換して、その後実際にお会いしてお仕事に繋がったり、友人になった方は沢山居ますからね。そうやって現実に起こっていることから考えると、

「ネットみたいなバーチャルに手間を掛ける暇があったら、手足を動かせ」

などどいう指摘は、今の時代のコミュニケーションを考えると的外れもいいところなんですよ。

ちょうど携帯電話が登場した頃、「電話なんか持ち歩いてどうするんだ?」と笑い飛ばしていた人に似ています。

販促に置き換えて考えると、ネットが良いか、チラシが良いかと分けて考える話では無く両方必要、としか言いようがないんですよね。

■今のコミュニケーションの本流はデジタルインアナログアウト
「ネットで出会い、実際に会う」

こう書くと何だか出会い系サイトみたいですが、ネットで商売の姿勢や想いに共感し、実際に来店するか決める、という流れですね。

だからネットに手を掛けない人は、いくらチラシを頑張っていても選択肢になれない、こういう時代になっています。(まぁアナログで頑張れる人は、大抵ネットでも頑張れる人ですが)

町の電器屋さんの場合、既存のお客様との関係があれば即座に経営に困るということはないのでつい、見落としがちですが、

今のコミュニケーションの本流はデジタルイン(ネットで出会い)・アナログアウト(実際に来店する)

ご新規客様ほど、ここを意識してくださいね。


それでは今日も良い1日を☆