おはようございます。
町の電器屋さんの販促実践アドバイザー、メオマサユキです。

昨日の記事に書いた先日の販促セミナーでのゲストスピーカーさんの事例。

ニュースレターをネタに話して貰ったんですけどね。

ニュースレターって出したり出さなかったりしたら、意味が無いんですが、こちらのお店さんの場合は出し始めの早い段階で「ある意図」をもって書き始めました。

それは、「リフォームも出来る電気店として頼りにされること」

だから毎月のレターに自店で手掛けたリフォームネタを紹介するコーナー作った。それも水道のパッキン劣化など「気にはなるけど、敢えて業者を呼んでまでは頼まない」ことを中心にして。そうして頂いた小さな依頼ごとに、了解を取って紹介して行きました。

春木店リフォーム1

コツコツ書きためて行くと、それは自店オリジナルの施工事例集になって行きます。

今ではこのニュースレターのリフォーム紹介をラミネートして店内に貼り出したり、昨年はそれらをまとめた冊子も作られました。

春木店リフォーム2

これはニュースレターの副産物ですが、大小交えて実際に自分で手掛けた現場の話だから、「お家のお困りごとを解決するお店」のキャッチフレーズにも説得力、安心感があります。

こうして今では地域で家電とリフォームという、二本柱で知られるお店になりました。

☑どんな仕事も「今から始めたこと」しか価値にならない
春木店さんがレターに事例を載せ始めた時、既に家電量販店がリフォームに進出し始めていたし、「今さらやっても」と尻込みされたお店も多かったです。

春木店さんもそんなことは知っていたけども「やってみた」。

ここから得られることは沢山あります。

例えば同じリフォームだと、お客様からすると大事な家を触らせる訳ですから、「安さ」は必ずしも選択の基準にはなりません。既に信頼関係を構築している電気店さんなら、今からでも勉強しながら請け負うことだって出来ます。

或いはニュースレターで継続したメッセージを出すことを考えるなら、例えば飼っているペットのことを書いて、ペットを軸にした商品構成、サービスを考えてみるのも良いです。(空気清浄器を販売するにも、「実際に犬を飼っている私が勧める、脱臭力が強い清浄器はこれ!」のような切り口)

情報の多い昨今ですから、情報発信しない店は何屋さんかすら認識されない世の中です。

お客様に自店をどう認識されたいか、受け身でなく、積極的に発信して行きたいものですね。

それでは今日も良い1日を☆