提出日まで、残り4日 | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

いよいよ小説創作の岡先生の教室の、提出日まで、残り4日で、後がなくなってきた。

でも、今朝、つらつら考えて、ストーリーの元を書き出していたら、小説構造の、新たな構造ツリーが思い浮かんだ。

今までの、いく人かの小説家や創作本で紹介されたような、クリスマス・ツリーのような樅木型じゃない。

「鬼滅の刃」で登場するような、藤棚モデルだ。

 

すると、至極納得できた。最初にばら撒かれた(もちろん、作者の無意識下では、おそらく種の発芽イメージが何らかの形である)種が、

〈どうなるどうなる式の自問自答エンジン〉により、時間差で発芽してゆく形だ。

時間差だから、単線じゃないから、先を読ませないんだ、たぶん。

だから、藤棚の花は一度に咲かない。


どうにか、この感覚で、今回は30枚を書き切ってみたい。

 

文字通り、種、ネタになる〈もやもや〉をいくつも用意して、それを頭の中で、組み合わせて、

そうして、〈発芽〉させるイメージはできた。

 

まるで、どこかの異世界アニメで、ああ、「葬送のフリーレン」だ。

魔法は、それが実現できるイメージ、敵なら倒すイメージがなければ勝てないし、魔法が発動できない、という趣旨だっけ。

それと同じ感覚だ。笑

 

ぼんやりとでも、結論がイメージできないと、確かに、詩の場合も書けなくて、迷走してしまいますよね。

最初は全然ありません。

でも、言葉を置いてゆくと、つまり、書いてゆくと、必ず「もやもやの結末」が浮かびますもんね。

 

何となく、わかった気がする。

文字通り、「言の葉」を置いて、その「葉」で構成させた「種」で、〈発芽・育成〉して、ストーリー展開という「実」をつけ、

ラストで「花」を咲かせる。

 

言葉で説明すると、この定義、クリスマス・ツリーの大樹型にも、ほぼ当てはまりそうなのですが、

それだと、僕の場合、すぐさま【ストーリー展開の呪縛】が発動して、全然ダメダメの駄作しか買えませんからね。

ほんと、それとは違うのです。

「鬼滅の刃の蒼い藤棚」を呪文のように唱えていようかな。笑

 

言の葉の芸術が、文学ですよね。

文学史的には、本来、小説は叙事詩から生まれた物語の転用された、「子どもたち」ですから、

なので、詩人である僕にも、自分ファーストな我儘感覚を捨て、読み手ファースト意識に換えれば、書ける、はず。

そう信じて、あと4日、書いてみます。

この30枚を、提出後すぐに、50枚に育成します。

で、教室で30枚の講評を聞いて、その50枚にも反映させて改稿。

それを、内田百閒文学賞へ出すつもりでいます。

 

そこまで、ゴールを決めています。

頑張ります。