初めての短歌教室 | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

この前、初めての短歌教室へ行きました。

先日、オンライン短歌教室はやりましたが、リアルては初めてです。
 
なんと受講生はたったの3人。
TVのNHK短歌教室の講師を3人で、たっぷり独占できるなんて、贅沢です。
先日のオンライン短歌教室とは、やり方も全然違います。
やはり自由に質問したり、発言したりできるのは大きいですね。
 
今回、みな、3首ずつ作品提出だったんですが、人数が少ないので、次回からは5作にしますとのこと。
 
肝心の講義は、自分の作品に対して、いい点、悪い点をそれぞれ先生からの講評と、受講生の感想を述べます。
何より、短歌を作る際の、細かな注意点が勉強になりました。
 
「言いたいことの、6割しか言わないこと。読者に感じてもらうのが短歌の基本」
「短歌は一首だけ作るよりも蓮作で作るのが普通で、歌集も一首ずつでなく、連作で隣り合ううたの影響を受ける前提で」
などなど
 
自作はまだまだ説明臭さが抜けない悪癖があるようです。
それを正すにはいい機会になりそうです。
月1回で申し込みは4回でしたが、さらに延長して4月ぐらいまでは続ける予定です。
 
特に、出したうちの一首が、青の國若山牧水短歌へ応募したものがベタ褒めでしたので、
よかったです。
不思議なことに、その歌は「詩を作る人の発想のものだ」と皆に言われました。
自分では全然、そう思えないので、やはり他者評価の必要性と有効性を感じました。
 
ところで、新美南吉童話賞へ応募作品、改稿を重ねて、
今朝、投函しました。
相方の読者1号にもダメ出しされなかったし、出来はまあまあなんでしょう。
 
設定が、ルビようで、1枚400字じゃなくて、480字に設定していたことに最後気づいて、
さらに140字を削って、絞り込みました。
やっぱり極限まで削ると、文章が締まりますね。
改稿していても、本当楽しい。
散文の物語を書くのはいいなあ。