二作目の作品へ、〈守・破・離〉に則って | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

二作目の幼年童話、半分の5枚目あたりまで書きました。
たぶん、今日中には、草稿まで行けるかな。

やっぱり書き出すまでが、ぐずぐず時間が掛かってしまう。

ともかくも、人物の動かし方、物語の展開の仕方を、本来〈見えない〉書く呼吸、〈見えない〉書くリズム、
それらを書きながら、慎重に体得しようと努めている。
寺村輝夫さんのメソッドを、その発想、その姿勢を、
自分の感覚と身体、思考に覚えこませて、習得していくことが大事。
しかも、それでいて、寺村さんとは違う話に当然なるようにしなければいけない。
そんな困難さをクリアしながら、書き進めるしかない。

言わば、これは空手で言う約束組み手、いや、「抜塞大(ばつさいだい)」の型のようなものかな。
先人はの技の集大成を、身体に、呼吸で覚え込ませるのが、
型ですからね。

日本古来の〈道〉の感覚が、スキルを身につけるには、最適なのは、
自分でわかってますからね。
(一応、若い頃、糸東流空手初段、大東流合気柔術初級をとりました。笑)

説明しないこと、最低限の描写に留め、
とにかく人物を、動かすか、会話させるかに徹すること。

闇雲に、自分一人で書いて、なんとかなる人もいるのでしょうが、
不器用な僕は、先人に学び、そこから脱する、
〈守・破・離〉原理で、自分はここまで来ましたからね。

頑張ります。