今期、最後の詩の教室でした | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

昨日が、今期、最後の詩の教室でした。
提出した自作を、先生が多角的な面から掘り下げ、練り広げて、
いつものように、さまざまな意見、見方をひねり出します。
なるほどと感心したり、誤読されたり、色々です。

僕は作者至上主義ではなく、発表されてテキストは、読者との共有財産と思っています。
先生もその立場なので、
かつ、ここの教室の特徴はこうしたさまざまな解釈で、読み手としての感性を磨き、
それを作り手としてこ自分へ繋げてようが、コンセプトです。

一応、出した作品の、「モノとヒトの立場」を置換したら表現箇所を、
先生から、嫌味なく高度な技術になっていると評価されたので、
良かったです。

教室へ行くと、
いっぱい刺激を受けます。

今日の最大のレクチャーは、以下のもの。

言葉には二種類ある。
一つが「通貨として普段使われる言葉」と、
もう一つが「無理やり、通貨としては使われない(意味をひねり出す)言葉」だ、と。

受講生の冒頭さんが受賞した三好達治賞は、前者で深められた詩でない、とダメだ。
後者の言葉では、どんなに優れていても、絶対、受賞しない。」

普段、僕が、感じていること、そのままでしたが、
はっきりと言語化して頂いて、非常に納得できたのが、収穫でした。

また、仕事の閑散期の7-9月に参加したいと思います。