手首の骨折つづき2〜外傷シリーズ①〜骨折.脱臼.捻挫.スポーツの事なら昭和町アスリートケア整骨院 | 昭和町アスリートケア整骨院 ピラティススタジオB&B阿倍野 のブログ

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の角野です!

 

 

 

前回のつづき、固定について。

 

 

 

スキー場では、ツアーのバスや、宿泊プランの関係で骨折しても1~2泊しなければならないケースがかなり多いです。

 

 

なので、スキー場で処置をしてそのまま宿泊プラン通り過ごして、

帰宅後に地元の病院に行ってもらうのが1番理想です。

 

 

 

急に帰るとなると、キャンセル料や新たに交通費などがかかってくるので、

お金をあまり持ってきていない学生さんとかは、帰りたがりません。

 

 

 

もちろん、緊急性が高い場合は例外で、即病院搬送です。

 

 

 

骨折した状態で1~2泊する訳ですから、しっかりした固定をしてあげないと患者さんは痛みで苦しむことになります。

 

 

 

⭐️しっかりした固定の条件

 

 

①整復した骨折が再びズレない固定

 

②患部に動揺がいかないような固定

 

③神経・血管を圧迫しない固定

 

 

 

●使う材料はこちら

 

 

 

①ソフトスプリント(シーネ)

②綿花(厚紙副子に敷く用、肘に挟む用)

③厚紙副子

④包帯

⑤三角巾

 

・・・

 

 

まず、患肢をソフトスプリントの上に乗せます。

 

このときのポイントは掌屈・尺骨位という手の位置をとらせます。

 

この位置にすることによって、皮膚や筋肉が骨が再びズレないように押さえてくれます。

 

 

 

 

厚紙副子で骨折部を上から固定します。

 

ここまで固定すれば骨が再びズレることはほとんどなくなるので一安心です。

 

 

 

 

 

そのままソフトスプリントを固定していきます。

 

肘は包帯で縛りすぎると血が止まりやすいので綿花をあててクッションにします。

 

 

(現場の写真から抜粋)

 

 

 

 

三角巾で吊って終了です。

 

 

 

 

これだけ固定していれば、緊急性のない骨折であれば帰宅まで問題なく過ごせます!

 

 

以上で、「外傷シリーズ① 手首の骨折」を終了します!

 

 

ありがとうございました!

 

 

次回は「外傷シリーズ② 肩関節脱臼」を予定しております!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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