トライアスロン いったん上昇した心拍を戻すのは難しい | トライアスロンのトレーニング講座 「アスリート工房」

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今回は、メールサポートへのご質問と

回答をご紹介いたします。

DVDの内容もご好評いただいてますが、

何と言っても、この直接のメールサポートが

受講生の方々に好評を頂いています。

特に具体的な内容での、他の方の質疑応答は大変勉強になるので

皆さんも参考になさってください。。。(^^)


■□いったん上昇した心拍を戻すのは難しい───────────────────

【ご質問】

まず最初の質問として私の自転車のこぎ方なのですが、

どちらかというと負荷を軽めにしてケイデンスを90から上で回すのが通常です。
(場合によっては100平均)

ちょっとでも負荷が重いなと感じるとギアを下げて

負荷を軽くして走るのですが

この方法ですと場合によっては心拍数が高止まりしてしまします。

ケイデンスと心拍数の関係を考えたらケイデンスを90くらいに意識して

多少負荷が重く感じても大丈夫なのでしょうか?


それと次の質問ですが、

一旦上昇した心拍数を走りながら下げることが難しいのです。

これはランでも同じです。


平松さんの技術的なポイントとして

一旦上がってしまった心拍数を走りながら下げるのに

必要なこととはどんなことなのでしょう?

なにを意識したら良いのでしょうか?

宜しくお願いいたします。 


【ご回答】

いただいたメールにとても重要なことが書かれています。
「いったん上昇した心拍を戻すのが難しい」
これは、非常に大切な気づきです。

だからこそ、オーバーペースにならないように心拍を管理します。

90回転~100回転で狙いの心拍数で走れるようであれば、
回転数をそこに固定して、ギア(負荷)を変えてペースを作ります。

もし、100回転にした際に、
90回転に比べて心拍が急上昇するような場合には
ペダリングスキルの向上をはかる必要があります。

スムーズなペダリングができていないと
無駄な動きが心拍の上昇につながっている可能性があります。

もし、オーバーペースになってしまい心拍が上がってしまったら?
そのときにはまず、ペースを落とします。

ペースを落とす際には、回転数を落とすのでなく、
負荷(ギア)を軽くすることで、ペースを落としていきます。

*常に90~100回転でのペダリングはスムーズにできることが前提になると言えます。
DHポジションも解除して、呼吸を楽にできる姿勢をとります。

心拍が回復するまでの時間は、トレーニングで短縮することができます。
忙しいエイジグルーパーの方々にとって、このトレーニングが重要かどうかは、
レースのレベルにもよります。

勝負にこだわり、相手のペースについていく必要のある方にとっては
必要なトレーニングになります。

具体的には、AT以上の心拍数でのインターバルになります。
AT値を越えて走り続けると乳酸が発生し、体感的にはキツくなってきます。

この乳酸が出て「キツい」状態の中で、
いかに乳酸をエネルギーに変換しながらパフォーマンスを維持していくか。
その練習になります。

ショートでドラフティングレースをする選手などには
必要なトレーニングといえますが、
ロングの選手には優先順位が低いトレーニングとなります。

もし、トレーニングに余裕があるようでしたら、
以下のような対乳酸プログラムを行ってみてください。

(60秒@85%~MAX)×5セット レスト30秒

しっかり1分間の中で追い込みきることが大切です。

セットを重ねるごとに出力が低下していきますが、
その中で追い込めるように最大努力していきます。

平松弘道


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