なの?
本当に??

でも、天気予報を見ると、今年の夏は暑くなります!!ってかなり力強くいいますよね、最近。

さて、ここで一口アドバイス。
ここ数年の傾向として、日本の夏はとにかく暑い。そして長い。

日本全国、洋服というのはいたるところに売っている印象がありますが、、、
はっきり言って、夏物は夏にはすでに毎年品不足になるのです。

なぜか?

ファッションというのは、基本的に1ヶ月~2ヶ月半先を見て商品を販売します。
それは、なるべく長くお楽しみいただきたいから。特に春夏シーズンは羽織りもので温度調節ができるから、どうしたって春から夏の商品というのは4月いっぱいで終了。
5月からは、徐々に晩夏に向けての商品の入荷になっていくのです。

数年前までなら、初秋商品といえば、薄手のウール、モヘア、デザインの凝っている秋冬といった具合でしたが、ここ数年は夏が長いので、そういう実際の季節をガン無視しているようなものではありません。
少しづつ色合いなどが濃く深くなり、そして袖はノースリーブだったり半袖だったり。となっていくわけです。

つまりですよ。
真夏に爽やかな白やブルーが着たい!!と言われても、正直夏になった頃にはそんなものは店頭にはないのです。
なんで夏なのに夏物売ってないの💢って怒られちゃうかもだけど、
だって常に新鮮なものが見たいでしょ?
そしたら、同じものをそんなに数多く作れない。
つまり、そのためには数量をすくなく、常に新鮮さを感じていただけるよう配慮しながら、こまめな新商品展開。ということになるのです。

で、つまり、夏真っ盛りには、気に入っていただけるような夏物はもうすでに売れちゃって残ってない。それが、今のファッションの商品のサイクルの現状なのです。

爽やかな白やネイビーの商品から、じわりじわりとカーキが増える。黒も増える。
それがこれからの店頭のイメージ。

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こちらはdivka。
ね?なんとなくダーク。
ちなみに今年の秋冬はダークロマンティック。というテーマのブランドが多く、そのため晩夏商品も一段と重い印象の色やデザインが多め

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上のブルーはそれほどでもないけど、ほらね。
下の写真はちょっと重いでしょう?
8~9月とかには、やはりあまり爽やかすぎてもおかしいでしょ?
そういうことを考えて上でのデザインだったり、季節に合わせた企画がされているのが、今のファッション業界なのです。

もちろん、今ならまだ爽やかな夏物も在庫としてまだあります。
でもね、「セールになったら、、」とか
「もう少し夏っぽくなってから、、」とか言ってたら、その時着たいものはもうなくなっちゃうんです。
ちょっとだけ、先取り。
ちょっとだけ、先読み。
そうしながらお買い物を楽しむことが、いい商品に巡り合うポイントなのです。

さぁ、ゴールデンウイークです。
今回の休暇に旅行の予定がないのなら、
次の休暇に向けてお買い物に出かけませんか?