誰のために、なんのために着飾るの?

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ブログアップ、どーしよっかなぁ〜と朝からずっと相談していたのですが、やはりアップすることにしました。

昨日、美容院で衝撃を受けた雑誌のタイトル

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「その服で元カレと会える?」
と、デカデカと表紙に書かれた雑誌 STORY

………はぁ??????

実は真面目な(不器用ともいう)わたしは唖然。

STORYといえば、書店で平積みで置かれているほど人気の高い雑誌。
40代女性をターゲットに、生活シーンに密着した特集が多く、子供の学校関係、お習い事の送迎、お友だちとのランチでのコーディネート提案などがよく取り上げられる。

わたしは基本的にこのタイプの雑誌は買わない。
美容院などで、40代女性の現状リサーチとしてパラパラとめくる程度。
(それもちょっと問題なのかもしれない。もう少しこういう雑誌とちゃんと向き合うべきなのかもしれない)

価値観が偏ってるなぁ、と思うこともしばしば。

でも、今回のは少しの偏りどころではない。

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衝撃が抜けきらず、本日購入。 
ページをめくるたびに呆然……

いや、そういうことにときめく気持ちを非難しているのではない。
40代の女性たちの秘めたトキメキは、別にきっと今に始まったことではないのだろう。
自分で責任持ってやってることだろうし、わたしがどうこういう問題ではない。

でも、これが堂々と雑誌の主な特集になっていることに、びっくり!

そして、40代女性が、そういうことのためにどんな服を選べばいいんだろう?と悩んでいることにびっくり!!

それって、つまり20代の子とかが言ってる「モテ服」ってことでしょ?

いやいや、私たち40代だもの、好きなもの着ましょうよ!
私たち、もう充分色々経験して来てるじゃない。
男性目線気にするような服装悩まなくったって、自分の好きなもの着てても、ちゃんと滲み出るもの持ってますよ。

TPOは別ですよ、ちゃんとわきまえましょう、大人なんだから!!

それは当然、でもね、なんで今更そんなこと気にしてるの?
常日頃から自分らしく、ちゃんと服着てればそれで問題ないじゃない?

えぇ〜もう、よくわかんない!


ってね、最初は思ってました。
朝からずっとぼやいてました。

はっきり言って、「何言ってんだよ今さら、しっかりしろよ!!」って思ってました。

全然話は変わるけど、今日、今後どういう上半期スケジュールでいくのか?というミーティングもしました。夏物をいつ店頭に出すのか?という話や、夏のセール時期をどうするべきなのか?という話をしながら、ふと店舗を見たら、ストーブがON。
今日は一日中雨で寒かった。でも、よく考えたら、今月ストーブ入れてない日の方が少ない。

何もかもがズレている。
そう感じました。

ファッションの世界にいる人間にとって、ファッションとは、自分らしく、自分を表現するための楽しいコミニュケーションツール。
ファッションは0.5秒で、相手に「私らしさ」を伝えてくれる。だから、基本的に自分が好きなものを好きなように着るのが当然。
そして、なりたい自分へと導くためのヒントを与えてくれるものだと、多分みんなが思ってる。
だからこそ、私たちはファッションに夢中だし、みんなにそうなってもらえればと願っている。

でも、世間的にはどうなのだろう?
ファッションは、「私らしさ」なのだろうか?
誰かに気に入られるために装うためのコミニュケーションツールだとしたら、私たち発信側が考えていることと、世間的に受け止められていることは、やっぱりものすごいズレがあるということになる。

もう1つ。私たちファッションの人間にとって、5月は初夏。もうすでに夏だという感覚。
3〜4月が春。5月は初夏。6〜7月が夏。8月は晩夏。9月が初秋。
でも、世間的には、きっと5月は春なのです。
特に今年は、春が長い。さっきも言ったように、まだストーブが活躍してしまうほど夜も寒い。

こういうことに、もっと敏感にならないといけない。季節も、ファッションそのものに対する感覚も、間違えてしまったら私には死活問題。

でも、じゃあ世間に完全に寄り添えばうまくいくのか?といえば、そんな簡単な問題ではない。

着まわしコーデ的なご提案には、みんな飽き飽きしているのを知ってるし、雑誌で取り上げられたからって、誰も彼もモテコーデしたいわけじゃない。でも、押し付けがましい流行発信がもはや全く通用しないこともわかってる。

今現在の気温や季節感覚だけでお客様にご提案することは、そもそもお客様のためにもならない。
少し前もっておすすめすることで、ご購入いただいた商品をたっぷりと楽しめる時間を長くとっていただきたい。

あぁ、眠れない夜が続く。
まだまだしばらく結論が出そうにない(泣)


でも、友だちとしてね。
1つだけ真面目で不器用な私から、ファッションとは関係ない一言を言わせて!

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この雑誌のこの特集の一番最初のところに、林真理子さんがとてもいいことをたくさん書いてました。この特集に興味を持たれたのなら、必ずここは読んでほしい。
林真理子さんは冷静です。決してこの特集に対して煽ってはいない。

そもそも私は、この特集、あなたのドキドキは、果たしてその元カレに対するものなのか?それともドキドキしているそんな自分自身に対するものなのか?と問いたい。
それはたぶんあなたがあなた自身の気持ちの変化にドキドキしているはず。

そういうことに冷静でいましょう。

過去の思い出が甘美なものなら、それはなるべく美しいままそっとしておきましょう。

今、目の前にいる人が、すっ転んだり風邪ひいたりするたびに気がかりになることが愛情なのではありませんか?

オタオタせずに、落ち着いた、素敵な大人でいましょう!
だって私たち、林真理子さん曰く、
最も女が輝く40代
だそうだもの!!





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