仕事柄、建築や住宅の専門書っていう本を月に何冊も、額にすると何万円も買うのですが・・


実はあんまり一般向けの住宅本や雑誌なんかは買ったりはしません。


専門書っぽく・・書いてある一般向けの本なんかです。


なぜかというと、どうしても商業主義にのっているために偏った情報になっていることが多いからです。




この免震装置が素晴らしい、なんて書いてある本はあの免震装置はよくない、と書いてあるわけです。


自然素材が一番と書けばそれは製造建材は駄目だということになってしまう。


何かがいいと書けばそれはあれは駄目だになってしまい・・




全部の種類を書けばいいのですが、そうすると書いてるスポンサーの不利になってしまうのです。


広告なくして本や雑誌はなりたたないので、スポンサーの不利になることは絶対に書きませんし、スポンサーの商品を優先的に紹介します。




別に悪口を言ってるわけではないのです。


だって、ちょっとした専門書は1冊5000円なんてのは当たり前、何万円なんてのもごろごろ・・


一般の住宅本なんてたかだか900円とか1500円とか・・




そうしなければそんな値段にはならないのです。


一般の人が買えるような値段で売れないのです。




まあ、本を書く人もなかなか大変だろうなんて思います。





ああ、自分の商品とかを売りたい人はそのつもりでやってるんでしょうがね・・。


ああいう一般本ってたいてい著者はその商品や工法の元製作者とか発明者なんですよね・・。





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