以前より行こう行こうと言っていた場所へ連れて行っていただきました。
針仕事の私設ミュージアム。
ユキ・パリス コレクション
ヨーロッパで、コツコツ集めた質の高い
素晴らしい針仕事の数々。
この表紙の衣装もミュージアムに展示されていました。
気の遠くなるような手仕事の数々です。
刺繍はもちろん、ボビンレースにタティングレース、ニードルポイント、プティ・ポアン。
そしてお針箱。
象牙やべっ甲がふんだんに使われています。
二枚貝に金具をつけた、小さなソーイングセットだったり。
物差しも、細かい木彫りの装飾があったり。
針入れも本当に様々
象牙のパラソル型や、ロングブーツ。
ブラックワークもそれはそれは繊細なものばかり。
そして、ベルプルという細長い刺繍のタペストリーのようなもの。ニードルワークや、ビーズ刺繍だったりするのですが、下に丸い金具が付いていて、これはなんぞやとみんなで想像していたのですが。
本来は、紐の先にベルが付いていて、召使いを呼ぶもの
まさに
Bell Pull
それが装飾されていって、壁飾りのようになったようです、、
召使い…想像に及びませんでした。
これはただの下絵?いえいえ、ほそ〜〜いシルク糸の刺繍も。
シルクの靴下を繕うセットもありましたよ。
想像を超える昔の手仕事。
手芸好きにはたまらないミュージアムです。
哲学の道の、細い路地の途中にあります。
ずーっと見ていたいけど、お腹がぐう。
バリ料理のお店に。
ナシなんとか。
このあと、糸屋さんアヴリルに寄ったり、大原まで足を伸ばしたり。
楽しい大人の遠足は、快晴の1日でした。
禁断の編み物材料も買ってしまったので、また頑張らなければ。
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