今の私は
もっともっと生きたい。
と思っています。
もっと
ずっとこれ食べていたい！
おいしいもん！
と、おいしいご飯やおやつを食べてる時と似た感覚です。
でも、
10年くらい前は自分のことを
生きてても何も価値のない人間と思ってたし
こんなに苦しいのなら
どこかへ消えてしまいたい
もう人生を終わりにしてしまいたい
電話に出ることも怖い
外に出るのも怖い
人が怖い
かろうじて外に出られてたのは
母としての責任、義務。
外で”普通の人”を演じて
体力を使い果たして
家に帰ると寝てばかり。
この頃の私は
あることから
自分に、特に”母親として”自信を無くしてしまい
娘たちを育てる権利を
他の誰かに渡した方がいいのではないかと
真剣に毎日思っていました。
その反面、
本当は娘たちを
心が思うままにかわいがりたい・・・
その頃はフィットしない言葉だったけど
今の私が言うなら
「愛したい」
と心の奥にそんな感情があったのです。
だけどどうしてその感情に素直になれなかったのか。
外からのジャッジが怖かったんです。
他人のものさしで計られ、評価されるのが怖かったんです。
本当はこうしたいのに
本当は堂々としていたいのに
できない。
ビクビクしてしまう。
えいっ！とたまに勇気を出してみたら
コテンパンに否定されることが起きる（苦笑）
切実に「誰か助けて欲しい」と思う毎日。
本当にそんな繰り返しでした。
それが40歳手前の頃。
何回もこのブログで書いてますが
ついに私はこう強く思ったんです。
「いい加減、自分の人生に納得して生きたい！」
生きていると何回か人生の節目ってあるけれど
これが
”母親になって”からの最初の人生の転換期でした。
20代の頃なぜか
40代に早くなりたいと思ってました。
「若いって、辛いなあ・・・」
と思う毎日だったからです。
なぜあの頃40代を思い描いたのか根拠はありませんが
「40代の私は楽になっている」というイメージが不思議とあったんです。
そして実際、
40代になる頃には
20代の私が思い描いた通りになりました。
心も体も楽になって
本当に生きやすくなったのです。
生きやすくなった大きな理由は
人間関係。
ふだん会う人、身を置く環境を変えたら
耳にする言葉が変わりました。
すると私を取り巻く世界もガラリと変わり、
あったかい世界に生きられるようになりました。
10年以上しんどかったことについては
少し時間がかかったけど
最後は突然やってきた出来事により
そことのつながりが解消されました。
そして私は
こんな自分を活かした仕事がしたいという思いから
家の片づけと心の片づけを仕事にしようと決めました。
別人のように（とよく当時は言われてました）
イキイキ過ごしているうち
ふと
”やりたかったこと”を思い出すようになりました。
するとなぜか
「時間がない」
と言う言葉（声？）が
自分の中から突っついてくるんです。
ものすごく焦る気持ち。
今思えば
こじつけのようですが
20代に感じてた
「40代になったら楽になる」
というイメージも
40代後半からの
「時間がない」
という感覚も
人に初めて話すことですけど
未来の自分からの声だったように思えるのです。
（こういう話が好きでない人はスルーしてくださいね）
「時間がない」と言う言葉は
お尻に火がつかないと
なかなか行動しない私へのメッセージだったのかも、と思ったり
仮にもしそうだとしたら
その焦らす声のおかげで
何か一つでも進もう、と
続けてきたことをやめたり
新しいことにトライすることができたと思います。
そして、今、
母親になってからの人生の
２回目の節目を感じています。
心に変化があったからです。
長くなりました、次に続きます。
かわいい撫子。
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